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ゴミ屋敷片付けの費用は?費用を抑える方法や業者を選ぶポイントも

2021年2月26日(更新日:2023年05月14日)

ゴミ屋敷の片付けをしたいけれど、費用が不安でなかなか業者に依頼できない人はいないでしょうか。ゴミ屋敷は、自身の健康や近隣の住民へ悪影響を与えかねません。できるだけ早めに対処することが大切です。

とはいえ、ゴミ屋敷を片付けるのはそう簡単なことではありません。多くの害虫を目にしたり悪臭が鼻をついたりと、精神的にも肉体的にも大変です。自力での片付けが難しそうなら、無理をせず業者への依頼を検討してみましょう

この記事では、ゴミ屋敷の片付け費用に不安を感じている方に向けて、相場やエコーズの過去事例、費用を抑える方法などについて解説します。ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際の参考にしてください。

【部屋のタイプ別】ゴミ屋敷片付け費用の相場

ゴミ屋敷の片付け費用の相場は以下のとおりです。ただし、これらの費用はあくまで相場であり、実際の費用はゴミの量や内容などによっても大きく変わります。ひとつの参考としてご覧ください。

部屋のタイプ 相場(税込) 作業人数/時間
ワンルーム 33,000円~ 1人(1時間程度~)
1K~1DK 33,000円~ 1人 (1時間程度~)
1LDK~2DK 66,000円~ 2人 (2時間程度~)
2LDK~3DK 93,500円~ 2人 (3時間程度~)
3LDK~4DK 175,000円~ 4人 (5時間程度~)
4LDK~ 220,000円~ 4人 (6時間程度~)

上記の目安金額には、以下のような項目が含まれます。

  • ・作業するスタッフの人件費
  • ・車両費
  • ・ゴミの回収・運搬費
  • ・廃棄物の処分費

逆にいうと、これら以外の費用は含まれていません。

たとえば一軒家の場合、室内だけではなく、外回りや庭などの片付けも依頼したい場合があるでしょう。そのような場合は追加で費用が必要となります。作業量や作業内容にもよりますが、草刈りや木の剪定には1万円以上かかることもあるようです。

エコーズのゴミ屋敷片付け事例

エコーズはゴミ屋敷の片付け実績が豊富です。ここでは、エコーズが過去に行ったゴミ屋敷片付け事例を紹介します。

【エコーズの事例】ゴミ屋敷の片付け費用

エコーズが過去に行ったゴミの分別回収や片付けの費用を一部紹介します。実際の金額については「無料見積もりのご相談・お問い合わせ」からご相談ください。

お客様の地域 作業人数/時間 金額 詳細ページ
名古屋市瑞穂区 S様 2人/30分程度 47,300円 戸建て一階ガレージ内の不用品回収
春日井市 E様 3人/5時間程度 135,000円 空き家状態のご実家の遺品整理
東海市 N様 2人/1時間程度 45,650円 ご自宅の一部家財の生前整理
名古屋市南区 F様 3人/4時間程度 136,730円 遺品整理と形見分けのタンスの運搬
安城市 K様 2人/4時間程度 130,000円 引越し後空き家のゴミの片付けと不用品の回収
名古屋市緑区 K様 計8人/2日間 550,000円 戸建て内及び倉庫内の遺品整理
大口町 T様 2人/2時間程度 77,000円 遺品整理

【エコーズの事例】ゴミ屋敷の片付けエピソード1

名古屋市西区S様の回収事例を紹介します。

作業内容 アパート1Kエレベーター無し2階のお部屋の片付け
作業時間 7時間程度
スタッフ 3人
ゴミ屋敷片付け費用 209,550 円(税込)

名古屋市西区S様からお電話で「部屋の片付けをしたいので見積もりに来てほしい」と無料訪問見積もりのご依頼をいただきました。弊社のホームページでゴミ屋敷片付けについてご覧いただいたとのことでした。

もう少しご事情をお聞かせいただくと、かなりのゴミがあり床は見えない状態であるご様子。引越しをするわけではないので、生活できる状態までゴミを片付けて、その後簡単にハウスクリーニングもしてもらえないかとのことでした。

S様のニーズは弊社ですべてお応えできる内容でしたので、まずはご依頼をご検討いただくため、無料見積もり日を打ち合わせ、現地見積もりを行うことになりました。

 

見積もり日当日は、お部屋を拝見してご要望を具体的に伺いました。ゴミ屋敷の片付けのご依頼は引越しなど退去時やすでに空き家の場合が多いのですが、今回は片付け後もお住まいになるお部屋のため、ソファやテーブル、冷蔵庫、洗濯機などの家財や、必要最低限の食器など使えるものがあれば残してほしいというご要望でした。

また「ゲーム機やソフト、CD、DVDもゴミの中に埋もれていると思う。仕分け作業の中で可能な限り探してほしい」というご要望もございましたので、不要・必要をS様と共に確認しながら行うという作業内容で見積もりをお出ししました。作業内容やお出しした金額にご納得いただき、正式にご依頼をいただくことができました。

 

実施日の当日は、S様にご挨拶をすませ、作業内容の確認と注意事項などを改めてご説明してから作業を開始していきました。S様と私で不要・必要の確認をしながら、仕分けとゴミの分別を行いました。

キッチンスペースとユニットバスには必要品はないため、残りのスタッフ2名で片付けをどんどん進めていきました。

ゴミはコンビニ弁当の容器やビニール袋、生ゴミや中身の入ったペットボトルがほとんどでした。特に時間を要したのは、生活ゴミの中に大量に混ざっていた小銭の仕分けです。

 

ゴミを撤去した後は、必要な家財も一旦、共用スペースに敷いたシートの上に移動させました。そしてお部屋全体の掃除を行い、キレイになったところで必要な家財を元に戻しました。

作業後にはS様から「自分だけではどうすることもできなかったのですごく助かりました!ありがとう」と大変喜んでいただけました。

 

【before】

 

【after】

【エコーズの事例】ゴミ屋敷の片付けエピソード2

名古屋市緑区K様の回収事例を紹介します。

作業内容 平屋戸建て3DKのお部屋の片付け
作業時間 5時間程度
スタッフ 3人
ゴミ屋敷片付け費用 236,500 円(税込)

K様より「名古屋市緑区にある身内の住まいだった家の中がゴミ屋敷になっているため片付けたい。見積もりをして欲しい」とご連絡をいただきました。取り急ぎいただいたお電話でK様と日時を打ち合わせ、無料見積もりに伺いました。

外観からは想像できませんでしたが、キッチンと和室1部屋、浴室、洗面所、トイレにゴミがたまっていました。キッチンのシンク近くは朽ちていて、乗ると落ちてしまいそうな状態。そのほかのお部屋は家具類がほとんどで、逆にモノがない状態でした。

 

お話をお聞きすると、お父様が施設に入られる前に生活していた部分だけゴミ屋敷状態になっており、そのほかのお部屋や外周はお母様が亡くなられた際にある程度整理しておられたそうです。

K様と一緒に一通りお部屋を拝見し、見積もりを出しました。建物は解体を予定されており、木製の家具など回収が不要のものもありました。そのため見積もりとしては、堆積したゴミや布団など粗大ゴミの片付け費用と家電製品の回収費用の金額をお出ししました。

 

この後、他社さんが見積もりに来られるとのことでしたので、比較していただき後ほど連絡をいただくこととなりました。その日の夕方にK様から連絡をいただき、正式にお申込みいただきました。

「建物を解体する日程がすでに決まっているので、なるべく早めに片付けたい」ということでしたので、最短の作業日をおとりしました。

 

作業の当日はK様にご挨拶をすませ、スタッフ全員で堆積しているゴミの分別と袋詰めからスタート。その後、手配してあった名古屋市の一般廃棄物収集のトラックが到着したタイミングで、一般ゴミの運び出しと積み込みをしました。また、家電リサイクル法の対象品やリユース品は、自社のトラックに積み込みました。

 

作業時間は5時間程度。朝イチからはじめて午後イチまでで片付けは終了しました。

K様に確認していただくためにお戻りをお願いする電話をしてから、簡易清掃に取りかかり、細かなゴミやホコリを清掃しました。

K様が到着され「あれだけあったゴミの山がホントにキレイに!こんなに早く片付くなんて本当に助かりました!」とお喜びのお言葉をいただくことができました。

K様、この度は数ある業者の中からエコーズをご利用いただき誠にありがとうございました。

 

【before】

 

【after】

ゴミ屋敷の片付け費用が決まる4つの要素

ここまで、ゴミ屋敷の片付け費用の目安や事例を紹介しました。ゴミ屋敷の片付け費用に幅があることをおわかりいただけたでしょう。では、ゴミ屋敷の片付け費用に幅があるのはなぜでしょうか。

ゴミ屋敷の片付け費用は以下の4つの要素で決まります。

  • ・ゴミの量
  • ・ゴミの内容
  • ・作業するスタッフの人数
  • ・片付け以外のオプション

ゴミ屋敷の片付け費用には、部屋のタイプよりもゴミの量や内容が大きく関わっています。くわしくみていきましょう。

1. ゴミの量

ゴミの量が多くなると片付け費用は高くなります。これは、ゴミの量に比例して、回収・運搬・処分に必要な時間が増加するからです。

ゴミの量が多いかどうかを判断するひとつの基準として「床が見えるかどうか」があります。床が見えているなら、ゴミは比較的少なめであると判断できます。その場合は、相場程度で片付けを依頼できるケースが多いでしょう。

 

一方で、ゴミが多く床が一切見えない、移動する際ゴミの上を歩かざるを得ないといった状況なら、ゴミが多いと判断できます。この場合、部屋のタイプに関係なく高額な費用がかかります。ワンルームで10万円を超えたり、1Kで60万円以上かかったりしたケースもあるようです。

2. ゴミの内容

ゴミ屋敷の片付け費用はゴミの内容によっても変わります。高くなるのは以下のようなゴミが多い場合です。

  • ・家電や家具のような粗大ゴミ
  • ・金庫のような処理が難しいゴミ
  • 中身が入ったままの飲料・食品・生ゴミ
  • ・糞尿

一方、弁当容器やペットボトル、段ボール、新聞紙のようなゴミがメインである場合は、大きな額を請求されることはないでしょう。

3. 作業するスタッフの人数

ゴミ屋敷の片付け費用は、作業するスタッフの人数によっても変わってきます。

前述したように、作業人数は部屋のタイプ別におおよそ決まっています。しかしゴミが多く、目安の人数では対応できないこともあるでしょう。

そのような場合はスタッフを増やして作業を進めることになります。当然人件費が追加でかかりますので、相場よりも高い片付け費用を請求されることが予想されます。

4. 片付け以外のオプション

ゴミ屋敷の片付けを行っている業者は、以下のような作業をオプションとして行っていることがあります。

  • ・ハウスクリーニング
  • ・壁や畳の張り替え
  • ・消臭
  • ・庭の草刈り
  • ・倉庫の片付け

これらは1章で紹介した片付け費用の相場には含まれません。依頼する場合は追加で費用が必要になります。

ゴミを運び出してみたら壁や畳が汚れていた、臭いがこびりついていたというケースは少なくありません。気になる場合は、見積もり段階でオプションについても確認しておきましょう。

ゴミ屋敷片付けの費用は高い?高額になりやすい理由

片付けるだけの費用に数万~数十万円と聞くと「高い」と感じる人もいるかもしれません。ここでは、ゴミ屋敷の片付け費用の妥当性について考えてみましょう。

私たちは毎日片付けや掃除をしながら暮らしています。ゴミ屋敷の場合、片付けや掃除を先送りにしている状態と捉えることができます。毎日の片付け・掃除を金額として表してみましょう。

 

部屋の大きさなどによっても異なりますが、ここでは片付け・掃除に毎日20分かかると仮定します。1か月では9時間です。仮に時給1,000円で片付け・掃除を外部に依頼すると考えると、1か月で9,000円程度必要です。3か月なら27,000円、1年なら10万8,000円になるなど、片付けや掃除を先延ばしにした期間の分だけ金額は大きくなります。

またゴミが大量にある場合、自治体が設置する回収場所には出せないため処分が難しくなり、運搬や処分のために別途費用が必要です。

 

ゴミ屋敷を業者に依頼する費用を「先延ばしにした片付けや掃除をまとめて行う金額+大量のゴミを処分するための金額」として考えると、それほど高額だとはいえないのかもしれません。

ゴミ屋敷の片付け費用を抑える3つの方法

ゴミ屋敷を片付けるための費用が高額になりやすいことに納得できたとしても、できるだけ安くすませたいと考えるのは当然です。そこでここからは、ゴミ屋敷の片付け費用を抑える方法として以下の3つを紹介します。

  • ・ある程度自分で片付ける
  • ・3社程度に見積もりを依頼し比較する
  • ・まだ使える不用品は買い取ってもらう

特に「ある程度自分で片付ける」ことができれば、費用を大きく抑える効果が期待できます。具体的にお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. ある程度自分で片付ける

ゴミ屋敷の片付け費用を抑える1つ目の方法は「自分でできる部分はある程度片付けること」です。

基本的にゴミ屋敷の片付けは以下の流れで行います。

  1. 1. ゴミの全体量の把握
  2. 2. 可燃ゴミや資源ゴミなど、簡単にわかる範囲の分別
  3. 3. 思い出の品・貴金属・貴重品などの仕分け
  4. 4. 簡単な清掃
  5. 5. ゴミの処分

たとえば「ゴミの量はすごいし何年も掃除していないけど、書類や大きなモノばかりで生活ゴミが少ない場合」は、3番目の「思い出の品・貴金属・貴重品などの仕分け」まで自分で進めてみましょう。また「部屋の汚さはそれほどでもないけれど、溜まりに溜まったゴミを処分する時間が取れない場合」は、4番目の「簡単な清掃」まで自力で終わらせてみてください。

 

業者に依頼する範囲が少なくなるほど費用を抑えられます。費用を抑えたい場合は、自分でどこまで対処できるのか考えてみましょう。

2. 3社程度に見積もりを依頼し比較する

ゴミ屋敷の片付け費用を抑える2つ目の方法が「3社程度に見積もりを依頼し、比較しながら業者を決めること」です。ゴミ屋敷の片付けは、業者によって費用やサービスに差が出やすいものです。複数の業者に見積もりを依頼することで片付け費用の相場を把握できるため、納得できる費用の業者を選べるでしょう。

3. まだ使える不用品は買い取ってもらう

ゴミ屋敷の片付け費用を抑える方法として「片付け時に不用品を買い取ってもらい、その買取金額を片付け費用の一部に充ててもらうこと」があります。そうすると、差額分を支払えばよいので、支払う費用を抑えることが可能です。

買い取ってもらえる不用品としては以下のようなものがあります。

  • ・ブランド物のバッグ
  • ・アクセサリー
  • ・家電
  • ・家具
  • ・フィギュア
  • ・古本

いずれも状態の良いものに限られます。不用品の買取を考えている場合は、買取も行ってくれる業者を選びましょう。

費用だけで業者を決めるのはNG!業者を選ぶポイントは? 

ゴミ屋敷の片付け費用が気になっている人の中には「とにかく安くすませたい!」と考えている人もいるでしょう。たしかに費用に納得できる業者を選ぶことは大切です。しかし、それだけで業者を選んでしまうと、作業内容に満足できなかったり、後から追加で請求されたりなど、トラブルになってしまうこともあるかもしれません。

 

費用以外にも、業者を選ぶポイントとして以下の5点を知っておきましょう。

  • 料金体系・作業内容が明瞭か
  • ・電話などでだけでなく、現地での見積もりにも対応してくれるか
  • ・ゴミ屋敷の片付けに必要な「一般廃棄物収集運搬許可」を取得しているか
  • ・買取をしてもらう場合は「古物商許可」を取得している業者か
  • 「損害賠償保険」に加入しているか

これらは業者のホームページなどに記載されていることが多いです。不明な場合は、問い合わせて確認しておくと安心でしょう。

 

業者を決める際は、費用だけでなく、安心して任せられる業者なのか見極めることが大切です。

ゴミ屋敷の片付けはエコーズにおまかせ

自分でゴミ屋敷を片付けられれば最低限の費用ですみます。しかし業者に依頼すると、ある程度まとまった費用が必要になるケースが多いです。費用は抑えたいけれど「自力ではできそうにない……」という方もいるでしょう。

そのような場合は「エコーズ」におまかせください。名古屋を中心にゴミ屋敷の片付けや遺品整理、不用品回収などを行っている「エコーズ」は、格安な料金設定と明瞭な会計に定評があります。

また丁寧な作業や迅速な対応も好評で、顧客満足度も高く、安心しておまかせいただけます。(2020年度 不用品回収サービス 口コミ満足度/スタッフ対応満足度/価格満足度顧客満足度第一位[実査委託先:日本コンシューマーリサーチ])。

さらにエコーズは、不用品の買取りに関して独自の販路を持っています。買取額によって片付け費用が軽減されるケースもあります。相談や見積もりは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。