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「実家じまい」をするのに、どれくらいの費用がかかるでしょうか。
またそもそも実家じまいをする際、どのような流れで行うのかわからない人もいるでしょう。
この記事では、実家じまいにかかる費用相場や手順について紹介します。また実家をそのままにする経済的リスクや、費用を安くするコツについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
なお実家じまいで、どのようなことをするかの詳細は、下記の関連記事で詳しく説明しています。
関連記事:実家じまいとは|決断のきっかけと成し遂げるまでの大変さを徹底解説
目次
実家じまいにかかる費用相場
実家じまいでは、さまざまな費用がかかります。ここでは実家じまいにかかる主要な費用を3つに分類して一覧にまとめます。
なお、30坪程度の一般的な戸建て住宅を処分する場合にかかる費用の目安です。
費用項目 | 費用相場 |
家財(不用品)処分・片付け費用 | 自分で行う場合:16,500円〜
不用品処分のみ業者に依頼する場合:55,000円~ 遺品整理も業者に依頼する場合:99,000円〜 |
不動産売却費用 | 不動産仲介手数料:231,000〜336,6000円
印紙税:1,000~30,000円 譲渡所得税:譲渡所得×15〜30% 抵当権抹消費用:1〜3万円程度 |
家の解体費用 | 90~120万円程度 |
これらの費用について詳しく説明します。
家財(不用品)処分・片付け費用
実家じまいをするには、家の中や庭にある不用品や家財の処分や片付けが必要です。実家の片付けにかかる費用は、処分する不用品の量や種類、自分で行うか業者に依頼するかなどによって変動します。
ここでは実家の片付けを自分でする場合と、業者に依頼する場合の費用について紹介します。
実家の片付けを自分でする場合の費用
実家の片付けを自分でする費用は、不用品の量や品目、個人の状況によって異なります。
自分で実家の片付けをする場合にかかる費用は以下のとおり。
- ・実家へ往復する交通費:ガソリン代、高速代、電車代など
- ・ゴミの処分費用:可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ など
- ・レンタカー代:家具など大きなものを処分場まで運ぶ場合
- ・処分に必要な備品の購入:ゴミ袋、ダンボール、掃除道具 など
不用品の仕分けや分別、運び出しに、手間や時間はかかりますが、業者に依頼するより安くなることが多いでしょう。
たとえば、名古屋市で半日平ボディタイプのトラックをレンタルして、2t程度の不用品を自己搬入する場合、かかる費用は15,000円程度です。
ただしすべての場合において、業者に依頼するより安くなるとは限りません。
とくに実家が遠方である場合には、往復の交通費だけでもかなりの金額になってしまいます。
結局は最初から業者へ頼んだほうが安く上がった、なんてことにもなりかねません。
一度業者へ見積もりをお願いし、自分で片付けた場合と、業者に頼んだ場合の費用を比較してみましょう。
実家の片付けを業者に依頼する場合の費用(エコーズの事例)
実家の片付けを業者に依頼する場合の費用も、不用品の量や業者のサービス内容によってさまざまです。
例として愛知県周辺で活動する不用品回収・遺品整理業者である「エコーズ」のサービスと費用目安、回収事例を紹介します。
エコーズにおける実家片付けのサービスは「不用品や家財の処分のみ」と「不用品や家財の処分を含む生前・遺品整理」の2種類にわけられます。
【不用品や家財の処分のみ】
不用品や家財の処分のみの費用目安は下記のとおりです。
プラン | 対象品例・間取り目安 | 荷物量目安 | 作業人数 | 料金 |
少量プラン | 粗大ゴミ数点など | 軽トラック~2t標準箱車 | 1名~2名 | 11,000円(税込)前後~ |
Sプラン | 1R~1DK | 軽トラック又は2t標準サイズ平ボティに積載可能 | 1名~2名 | 16,500円(税込)前後〜 |
Mプラン | 1DK~2DK | 2t平ボディ又は2t標準箱車に積載可能 | 1名~3名 | 33,000円(税込)前後〜 |
Lプラン | 2LDK~3DK | 2t標準箱車~ | 2名~4名 | 55,000円(税込)前後〜 |
LLプラン | 3LDK〜 | 2t標準箱車+軽トラック幌車または3t箱車~ | 3名以上〜 | 77,000円(税込)前後〜 |
【遺品整理+不用品回収(不用品や家財処分含む)】
エコーズでは不用品回収に加えて遺品整理を行うプランもあります。
こちらのプランでは、遺品の仕分けから分別、運び出し、処分、簡易清掃のうち、お客様が必要なサービスを行います。
間取り目安 | 荷物量目安 | 作業人数 | 料金 |
1K~1DK | 軽トラック(3m3程度)~ | 1名〜 | 30,000円~ |
1LDK~2DK | 2t箱車(5m3程度)~ | 2名〜 | 60,000円~ |
2LDK~3DK | 2t箱車(9m3程度)〜 | 2名〜 | 85,000円~ |
3LDK~4DK | 2t標準箱車+軽トラック(12m3程度)〜 | 3名〜 | 150,000円~ |
4LDK~ | 2tロング箱車(19m3程度)〜 | 4名〜 | 200,000円~ |
記載の料金やトラックサイズ、間取りはあくまでも目安です。料金は、不用品の品目や大きさなどによって異なります。
続いて、実際にエコーズに実家の片付けを依頼した人の事例を紹介します。
【エコーズの実家片付け事例①実家まるごと片付けと買取】
作業日 | 2023年7月10日 |
作業内容 | 実家の片付け(貴重品以外)
不用品回収 不用品の買取 エアコンの取り外し |
建物・間取り | 集合住宅エレベーターなし2階・3K |
対応人数・時間 | 3名・5時間程度 |
作業内容・内訳 | ①遺品整理費用:175,000円(税込)
②不用品の買取:合計6,000円 ・浜本工芸サイドボード:1,000円 ・2015年製MITSUBISHI液晶テレビ LCD-V40BHR7:5,000円 ・2017年製SHARPエアコン2.2KW:0円(無料回収) ・2015年製三菱エアコン2.8KW:0円(無料回収) ※エアコン2基取り外し工賃(4,950円×2基)は①の遺品整理費用に含む |
合計金額(①―②) | 169,000円(税込) |
【エコーズの実家片付け事例②実家まるごと片付けと遺品整理・生前整理】
作業日 | 2024年8月14日 |
作業内容 | 実家の片付け(貴重品以外)
不用品回収 エアコンの取り外し |
建物・間取り | エレベーターなし2階・2DK |
対応人数・時間 | 4名・5時間程度 |
作業内容・内訳 | 遺品整理費用:176,000円(税込)
※エアコン1基取り外し工賃は①の遺品整理費用に含む |
合計金額 | 176,000円(税込) |
不動産売却費用
実家を売却する場合には、不動産売却費用がかかります。不動産売却にかかる主な費用は、下記のとおりです。
- ・不動産仲介手数料
- ・印紙税
- ・譲渡所得税
不動産仲介手数料
家の売却を仲介業者に依頼した場合には、買い手側との価格交渉や諸手続きなどすべてお願いできて安心ですが、仲介手数料がかかります。
仲介手数料は宅建業法上、売却した物件価格の3%+6万円+消費税が上限です。
印紙税
印紙税は、不動産売買契約書に貼付する必要がある税金です。売却金額に応じて税額が異なります。
たとえば実家の売却価格が1,000万円であった場合、印紙税は5,000円です。500万円で売却した場合は、1,000円の印紙税がかかります。
なお、上記の金額は租税特別措置法が適用されているため、平成26年4月1日から令和9年3月31日までの間に作成された不動産売買契約書に限ります。
印紙税についての詳細は、国税庁のホームページをご覧ください。
参考サイト:国税庁 不動産売買契約書の印紙税の軽減措置
譲渡所得税
譲渡所得税は、不動産を売却した際に得られる利益に対して課税される税金です。具体的には、売却価格から購入時にかかった費用や、仲介手数料、リフォーム費用などの譲渡費用を差し引いた譲渡所得に対して課税されます。計算式は、下記のとおりです。
譲渡所得=売却金額 – ( 取得費 + 譲渡費用) – 特別控除額
譲渡所得税は不動産の売却金額にかかるものではなく、売却によって得た利益に対してかかるものです。
地方の古い実家を売却される場合、譲渡所得税がかからない方も多いでしょう。
譲渡所得が発生する場合は、国税庁のホームページで詳細を確認しましょう。
参考サイト:国税庁 譲渡所得(土地や建物を譲渡したとき)
抵当権抹消費用
抵当権抹消費用は、売却する不動産に住宅ローンが残っている場合に発生する費用です。ローンを完済する際に、抵当権を抹消する手続きが必要になります。
抵当権抹消手数料は金融機関や地域によって異なりますが、一般的には1~3万円万円程度です。
家の解体費用
家を解体する場合には、解体工事費用が必要です。かかる費用は家の大きさや構造によって変わります。
1坪あたりの単価としては、木造住宅の場合3〜4万円程度が相場。30坪であれば90万円〜120万円程度です。
家を更地にすると、建物があったときの減税措置がなくなり固定資産税が高額になる可能性があるので、注意が必要です。
実家をそのままにする経済的リスク
ここまで実家じまいをするにはさまざまな費用がかかることを紹介しました。「費用がかかるなら実家をそのまま維持しようか」とお考えの人もいるかもしれません。
しかし、実家を放置して空き家にしておくにも、いくつかの経済的リスクが伴います。実家をそのままにする経済的リスクは、下記のとおりです。
- ・空き家の維持に費用がかかる
- ・資産価値が低下することがある
- ・特定空き家に指定されることがある
空き家の維持に費用がかかる
空き家を維持するためには、定期的な管理と維持費用が必要です。
空き家の維持にかかる費用目安は下記のとおりです。なお、固定資産税評価額1,500万円に対する費用を算出しています。費用は住む地域や保険会社によっても異なります。
空き家維持にかかる費用項目 | 費用目安(年間) |
固定資産税 | 33,500円 |
都市計画税 | 85,000円 |
水道・電気の基本使用量 | 32,400円 |
火災・地震保険 | 160,000円 |
管理委託費 | 60,000円 |
他にも、空き家が劣化した場合の修繕費や、マンションの場合の管理費・共益費の支払いも必要です。
空き家を維持する期間が長くなるに連れて、経済的負担が増します。
資産価値が低下することがある
長期間使用されていない空き家や、適切に管理されていない空き家は、資産価値が低下するリスクを伴います。これは建物自体の劣化や雨漏り、シロアリ被害などが原因です。
また空き家の放置によって、ゴミの蓄積による悪臭や、害虫・害獣の発生、治安の悪化などが引き起こされることが。これにより、周辺の不動産の需要が減少し、価格が下落する恐れも生じます。
これらの要因は、将来的な売却や賃貸を検討する際に大きな経済的リスクとなるでしょう。
特定空き家に指定されることがある
実家が「特定空き家」に指定される可能性があることも、経済的リスクのひとつです。
倒壊や衛生上の有害となる危険性や、周囲の景観を著しく損なっている状態にある空き家は、自治体によって「特定空き家」に指定されることがあります。
「特定空き家」に指定されると、自治体から修繕や適切な管理を行うよう改善勧告・命令が出されるため、建物の修繕費用や撤去費用がかかります。
勧告・命令に従わない場合、税金の特例措置の対象から外れたり、50万円以下の罰金が科せられたりすることも。
「特定空き家」に指定されないよう、早期に適切な対策を講じることが重要です。
実家じまいにかかる費用を安くするコツ
実家じまいにかかる費用を安くするコツを紹介します。
- ・買い取りもしてくれる業者を選ぶ
- ・実家を自分で片付ける
- ・早い段階から始める
- ・空き家解体に自治体の補助金を利用する
買い取りもしてくれる業者を選ぶ
実家の中のものを回収してもらう際に、買い取りもしてくれる業者を選べば、実家じまいにかかる費用から差し引くことも可能です。
実家じまいをする際には、家の中にあるものをすべて片付けなければなりません。
実家の中には、買い取りに出せば高額で買い取ってもらえるものもあります。
「まさかこんなものまで買い取ってもらえるの?」と思うこともありますので、一度業者へ相談してみるといいでしょう。
また実家じまいをしていると、思わぬところから現金や金目のものが出てくることもあります。
そういった場合にも、きちんと誠実に対応してくれるような、信頼のできる業者を選ぶと安心です。
実家を自分で片付ける
実家の中のものを自分で片付けると、回収業者へ支払う費用が節約できます。
自分の手で片付けるのであれば、1つひとつのものを自分の目で確認しながら処分するのか手元に置いておくのかを振り分けることも可能。
費用を削減するだけではなく、最終的にやり遂げた後は、気持ちのうえでの納得もできるでしょう。
しかし現実には、実家を自分で片付けるとなると、大変なことも山積みです。
- ・悲しい思いや寂しい思いがこみ上げて、作業が進まない
- ・やり始めたものの途中で断念してけっきょく業者へ依頼することになった
- ・時間がかかり、ムダなお金がかかってしまう場合もある
実家を売却するのに3年以内なら税金は優遇されますが、自分でのんびりとやっているために、その期限が過ぎてしまうとムダなお金がかかってしまうことにもなりかねません。
早い段階から始める
親が元気でしっかりしているうちに、実家じまいをすれば、実家じまいにかかる費用を安くできる可能性があります。
自分たちで少しずつ処分をしていけば、お金に替えられるものは買い取ってもらえたり、丁寧な作業ができたりするからです。
その他にも、必要な書類などの所在がすぐにわかるなど、ムダがありません。
親が亡くなってから処分を始めると、必要な書類が見つからずに取得し直さなければならないなどと、ムダな労力や費用がかかってしまいます。
まだ親が元気なうちに、少しずつでもできることを進めていくのがいいでしょう。
空き家解体に自治体の補助金を利用する
空き家を解体する場合は、自治体の補助金を利用するのも、実家じまいの費用を抑えるコツです。
自治体によっては、古い空き家の解体費用や修繕費用の一部を補助する制度があります。
対象となる空き家の条件や補助額などは制度によって異なるため、空き家がある自治体の公式サイトを確認しましょう。
たとえば、名古屋市の「老朽危険空家等除却費補助金」が挙げられます。老朽化などにより安全上の問題がある空き家の解体費用を、危険度に応じて最大で80万円まで補助する制度です。
ただし補助金は空き家であれば必ずしも受けられる訳ではなく、制度によって異なる条件を満たさなければならないため、事前に制度を理解し綿密な準備をしておきましょう。
関連記事:名古屋市の空き家解体で使える補助金・助成金2選|概要・手順・費用を抑えるコツ
実家の不用品処分で回収業者はどこまでやってくれる?
実家じまいで家の中にあるものをすべて片付ける際に、業者を検討する方は多いでしょう。
業者を検討する場合は、どこまでの作業をやってくれるのかを確認する必要があります。
- ・家の中の不用品をすべて処分してくれるのか
- ・庭の物置や外回りのものも撤去してくれるのか
- ・実家の掃除や整理は業者がやってくれるのか
業者によって作業範囲は変わるため、事前にしっかりと確認しましょう。
家の中の不用品をすべて処分してくれるのか
家の中のいらないものをすべて処分してくれるのかを確認しましょう。
業者によっては、処分できるものとできないものがあります。
一般的に処分できないものとしてあげられるものは以下のとおり。
- ・生ゴミ
- ・危険物(ガソリン、ガスボンベなど)
- ・注射針や血液の付着物など医療廃棄物
- ・銃刀法に違反するもの(真剣、拳銃など)
- ・ピアノ
- ・金庫
- ・排泄物や嘔吐物
- ・アスベストを含むスレートや瓦など
- ・動物や、動物の死骸や遺骨
- ・その他、法に抵触するもの
ちなみに上記に含まれるものでも、エコーズでは次のものは回収可能ですので、お気軽にご相談ください。
- ・生ゴミ
- ・危険物(ガソリンや灯油、カセットコンロ用ガスボンベなど)
- ・血液の付着物
- ・ピアノ
- ・金庫
- ・その他、法に抵触するもの
庭の物置も撤去してくれるのか確認
不用品の回収と聞くと、家の中にある不用品を片付けるといった印象もありますが、庭に置かれているものや物置の中のものも回収してくれるかどうかを確認します。
業者によっては、家の中にあるものだけしか回収しないこともあるからです(※エコーズでは、屋内だけでなく庭など屋外にある不用品の回収も行っています)。
実家の掃除や整理は業者がやってくれるのか
実家の不用品を回収した後に、家の中をきれいに掃除してくれたり整理してくれたりするかどうかはお願いする業者へ確認しましょう。
業者によっては、不用品を撤去するだけで、後の掃除はしてくれないこともあります。
解体する場合には、掃除は必要ないかもしれませんが、売却したり賃貸として運用したりする場合には、掃除が必要となるでしょう。
そのときには、自分で掃除をするか別途クリーニング業者へ頼まなければなりません。
実家の建物をそのまま使う場合には、不用品回収後にハウスクリーニングまでやってくれる業者を選ぶといいでしょう。
エコーズなら、プロの技術で目的に応じたハウスクリーニングを行っています。
誰も継がない親の家を処分するまでの流れ
実家を誰も継がないとわかった時点で、実家じまいをすることになります。
実家を処分するまでの流れと費用を確認しておきましょう。
- 1.まずは業者へ相談する
- 2.実家の処分方法を決める
- 3.実家の不用品をすべて処分し家の中を空にする
1.まずは業者へ相談する
実家じまいを決断したら、まずは業者へ相談をします。
どの業者に相談すればいいのか迷うかもしれませんが、不動産会社か不用品回収業者へ相談するといいでしょう。
相談だけであれば無料でやってくれる業者を選べば、費用はかかりません。
実家じまいの相談先業者1:不動産会社
不動産会社へ相談をするケースです。
次のような気持ちがある場合には、まずは不動産会社へ相談してみるといいでしょう。
- ・実家を売却する
- ・解体して更地にして売る
- ・賃貸住宅として運用する
- ・家を取り壊し駐車場やトランクルームとして運用する
実家じまいの相談先業者2:不用品回収業者
すでに誰も住んでいない場合には、最初に実家の中を空にすることも得策です。
その場合には、まず不用品回収業者へ相談をします。
いきなり不動産会社へ相談に行けば、片付けるまもなく家の売却が決まってしまう可能性もあるでしょう。
また不動産会社へ相談したとしても、不動産会社経由で不用品回収業者が入ることもあります。
その場合、仲介料がかかる可能性もありますので、まずは自分で不用品回収業者へ依頼をし、家の中を空っぽにしてから家をどうするのか不動産会社へ相談するといいでしょう。
不動産会社としても、家の中にものはないほうが、建物の査定をしやすいはずです。
2.実家の処分方法を決める
業者の話を聞いたうえで、実家の処分方法を決めます。
実家の処分方法にはいくつかのやり方が考えられますので、参考にしてみてください。
家を中古のままか、解体して更地にして売却する
家を中古のまま売却するのか、解体して更地にしてから売却するのかを決めます。
建物がまだ劣化していないようなら、中古住宅として売却できるでしょう。
自分では「まだ住める状態」と感じても、更地にしたほうが有利なこともあります。
専門家に相談したうえで、「解体したほうがいい」と判断した場合には、解体し更地にして売却することになるでしょう。
どちらにしても、家の中にあるものを片付ける必要があります。
ここでは、不用品の回収費用や解体費用が必要です。
また家の売却が決まれば、売却益が得られます。
賃貸や駐車場、トランクルームなどで運用する
実家は売却するばかりでなく、運用するといった方法も考えられます。
家がまだきれいな状態であれば、賃貸物件として運用ができますよね。
また家が老朽化している場合には、建物を撤去し、駐車場やトランクルームなどとして生まれ変わらせて運用することも可能に。
このように実家が運用できるかどうかは、立地条件などが大きく左右します。
せっかくお金をかけて改修や整備をしても、借り手が見つからなければ運用はむずかしいでしょう。
家をそのまま賃貸にする場合には、借り手がつきやすいように、リフォームやハウスクリーニングを行いますので、その費用がかかります。
また建物を撤去して駐車場やトランクルームにする場合には、解体費や次の施設への工事費が必要となります。
3.実家の不用品をすべて処分し家の中を空にする
実家の処分方法が決まったら、実家の中にある不用品をすべて処分して、家の中を空にします。
これにより、物件の価値を最大限に引き出し、スムーズな売却や運用が可能になります。
エコーズでは、以下のサービスを提供しています。
- ・不用品回収:家具、家電、雑貨など、あらゆる不用品を一括で回収。
- ・遺品整理:遺品の仕分けから、分別、回収までのすべてに対応。感情的な負担の軽減にも。
- ・不用品買取:可能なものはリサイクルや再販を行い、環境にも配慮。
不用品の処分を効率的に行うことで、実家じまいを円滑に進められます。ご相談・見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
実家じまいの費用に関するQA
実家じまいの費用に関するよくある質問を紹介します。
- ・実家じまいで費用が高くなるケースはある?
- ・実家じまいで仏壇はどうする?
実家じまいで費用が高くなるケースはある?
実家じまいにかかる費用は建物の状態によって異なるため、ここまでに紹介した費用よりも高くなるケースがあります。実家じまいで費用が高くなるケースの例は下記のとおりです。
- ・実家がゴミ屋敷状態の場合
- ・害虫・害獣の対策が必要である場合
- ・長期間放置された空き家である場合
エコーズではゴミ屋敷清掃のプランや、害虫・害獣の駆除、特殊清掃のオプションもご用意しております。ご相談・お見積もりは無料です。
実家じまいで仏壇はどうする?
実家じまいにおいて仏壇は、お焚き上げをして供養したうえで処分することをおすすめします。仏壇は多くの人にとって宗教的・感情的な価値が高いことが理由です。
一般的に仏壇のお焚き上げはお寺でしてもらいます。お焚き上げにかかるお寺へのお布施は、お寺へ持ち込みし合同供養の場合であれば1.5万円~3万円程度、訪問供養であれば2万円〜5万円程度です。
エコーズでは実家の仏壇を寺院へ運搬し、合同供養とお焚き上げを承ります。必要あれば、住職を呼んで供養をしてもらう手配も可能です。
実家がいらない場合にはお気軽にエコーズへご相談ください
実家じまいをするには、どうしてもかかる費用があります。
実家をどうしたいのかを決めたら、専門の業者へ相談してみてください。
そして実家を手放すのであれば、まず家の中を空にしなければなりません。
エコーズなら、家の中はもちろん庭の不用品処分も承ります。
大切なお仏壇の供養もおまかせください。
実家じまいをお考えなら、まずはお気軽にエコーズへご相談ください。