アイコン

不用品回収・買取・引越しなど様々な情報を発信

スタッフブログ

STAFF BLOG

ホーム > スタッフブログ > 生前・遺品整理 > 実家じまいとは?決断のタイミングや費用・流れについて解説

実家じまいとは?決断のタイミングや費用・流れについて解説

2022年11月7日(更新日:2025年02月06日)

放置している実家が気になりつつも、ついつい先延ばしにしてはいませんか。

実家じまいをなかなか決断できない方は多くいますが、空き家となった実家を放置しておくとさまざまな問題が生じます。

この記事では、実家じまいとはどのようなことをするのかを紹介します。決断のタイミングや費用、流れについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

実家じまいとは

実家じまいの意味とは

「実家じまい」とは、両親が住まなくなった実家を整理・処分することです。

実家じまいをするにはさまざまな理由が考えられますが、両親の他界や介護施設への入居などで親族が誰も住まなくなり行われることが一般的です。

家の中の荷物や家財をすべて整理する必要があるため、大きな決断を伴う作業です。

実家じまいと家じまいの違い

「実家じまい」と似た言葉に、「家じまい」という言葉もあります。どのような違いがあるのでしょうか?本記事では、次のように分類します。

  • ・「実家じまい」は親の家を処分すること
  • ・「家じまい」は自分で家を処分すること

まず「実家じまい」は、親の家を処分することです。

実家とは、子どもから見て自分が育った家、つまり親の家ということ。核家族化が一般的となった現在は、親が亡くなったり施設に入ったりすると、実家は空き家となるケースが多い傾向にあります。

誰も住まなくなった親の家を子どもが処分することを、実家じまいといいます。

一方「家じまい」は、現在自分が住んでいる家を自分で処分することです。

高齢の家主が終活のために自分で家を処分して転居したり、両親と子どもが一緒に自分たちの家を処分したりといったケースを指します。

家主がいるため作業がはかどりやすいといったメリットがある一方で、親子で作業する場合は意見が合わないなど、かえってうまくいかないケースもあるでしょう。

実家じまいを決断するタイミング

実家じまいを決断するきっかけ

実際に実家じまいをしようと決断するきっかけは、人それぞれです。ここでは実家じまいを決断するタイミングの一例を紹介します。

  • ・親が亡くなり実家を誰も継がない
  • ・親が施設に入ることになった
  • ・相続していた実家から引っ越すことになった

親が亡くなり実家を誰も継がない

実家じまいを決断する大きなきっかけとなるのが、親が亡くなったタイミング。誰も実家を継ぐ人がいない場合には、処分を決断することが一般的です

核家族化が進み、結婚して親と同居することも以前と比べると少なくなりました。子どももそれぞれが自分の家を購入している場合には、もう実家に戻ることはないでしょう。

誰も継がない場合には、親が亡くなると実家を片付けることになります。

親が施設に入ることになった

親が施設に入居する場合も、実家の管理が難しくなるため、実家じまいを検討するケースが多くみられます。

親は健在であるものの、高齢になったこともあり、今後のことを考えて介護施設や高齢者向け住宅に転居するケースです。

健康に不安がある場合には、戸建て住宅で暮らすよりも施設や高齢者向け住宅で暮らすほうが何かと便利で安心。

そのため親が健在なうちに、実家を片付ける選択肢もあります。まだ親が元気でしっかりしていれば、一緒に実家じまいをできるので好都合です。

相続していた実家から引っ越すことになった

親が亡くなった後、相続した実家に一時的に住んでいたものの、別の場所に引っ越すことになった場合も実家じまいのタイミングです。

引っ越しの理由としては、転勤や転職、結婚による家族構成の変化などが挙げられます。居住地域の利便性を考慮して別の場所に引っ越す決断をすることもあるでしょう。

自分が新居へ移ったら実家は空き家となるため、実家じまいをすることになります。

実家じまいをなかなか決断できない理由

実家じまいの大変さと問題点

「実家じまいをしようと思っているけど、なかなか進まない」という方は多くいます。ここでは、実家じまいをなかなか決断できない理由の一例を紹介します。

  • ・処分・整理しなければならない荷物が大量にある
  • ・家や土地がなかなか売れない
  • ・思い入れのある家やものを処分するのが寂しい

処分・整理しなければならない荷物が大量にある

実家じまいで最初に直面する課題の一つが、大量の荷物を整理し家を空にする作業です。

実家じまいでは、家電や家具、大量の衣類、台所用品、書籍など、長年蓄積された物品を一つひとつ仕分けし、不要なものは分別して処分する必要があります。大量の荷物を整理する手間や時間を考えると、自分の仕事が忙しかったり、遠方のため頻繁に通えなかったりといった理由で、実家じまいが先延ばしになってしまうケースは多いでしょう。

とくに遺品整理の場合は、各物品の必要性や感情的な価値を判断する必要があり、作業が思うように進まないことも珍しくありません。さらに、不用品を自治体で処分する場合には、分別基準の確認や、指定された日時に搬出するなどの手間がかかります。

これらの作業を不用品回収業者や遺品整理業者に依頼することもできますが、数万円から数十万円の費用がかかることから、経済的な理由で実家じまいに踏み切れない方も少なくありません。

家や土地がなかなか売れない

家や土地がなかなか売れず、実家じまいが決断できないケースも多くあります。

立地条件や市場状況によっては、家や土地を売却するのに予想以上の時間がかかることも。

たとえば、地方や交通の便が悪いエリアでは、買い手が見つかりにくい傾向にあります。また、築年数が古い物件は、購入希望者にとって魅力が薄れるため、売却の難易度が上がります。

このように希望価格での売却が困難な場合は、不動産会社に相談して価格を下げるか、リフォームなどで物件の価値を高めることが売却の鍵となりますが、このような決断ができず、実家じまいが進まないケースが多いのも現状です。

思い入れのある家やものを処分するのが寂しい

思い入れのある家やものを処分するのが寂しいことも、実家じまいが決断できない理由の一つです。

実家には、家族の思い出が詰まったものが数多く残されています。それぞれの品物に思い出が宿っているため、これらを処分することに大きな心理的抵抗があるのも当然です。

とくに遺品整理の場合、親が長年大切にしていたものを処分することが親への裏切りのように感じる方もいます。ものを一度手放してしまうと二度と取り戻せないという不安も、決断を先延ばしにする原因となるでしょう。

このような状況では、思い出の品をすべて処分するのではなく、一部を記念として残したり、写真に収めて記録として保存したりする方法が役立つ場合があります。家族間で十分に話し合い、心理的な負担を軽減することで、実家じまいが決断できるかもしれません。

空き家の実家を放置しておく問題点

ここまで実家じまいをなかなか決断できない方が多いことを紹介しました。しかし、空き家となった実家を放置しておくとさまざまな問題が生じます。

空き家の実家を放置しておく問題点は、以下のとおりです。

  • ・税金や維持費などの費用がかかる
  • ・税金の優遇制度が受けられない
  • ・近隣に迷惑がかかる
  • ・物件の価値が下がる
  • ・犯罪のリスクが高まる

税金や維持費などの費用がかかる

実家を空き家にしておくと、早々に手放してしまえばかからなかった費用が発生します。具体的にかかる費用は以下のとおりです。

  • ・税金:固定資産税や都市計画税など
  • ・維持費:庭木の手入れや建物の清掃・補修など

都市計画税は、家が建っている地域によってかかる場合とかからない場合があります。

また、家が傷んだので解体するとなれば、固定資産税が高くなったり解体費用がかかったりするでしょう。

固定資産税や都市計画税は、「住宅用地の特例」によって安く設定されていますが、家を解体することによってこの適用外となってしまい税金が高くなってしまうのです。

それでは、空き家のまま置いておいたほうがいいようにも思えますが、空き家で放置しておくとそれはそれで税金が高くなってしまいます。

実家が「特定空き家」に指定されてしまうと、固定資産税が6倍になってしまう可能性もあるのです。

特定空き家とは、以下のような状態に該当するものです。

  • ・倒壊等、著しく保安上危険となるおそれがある
  • ・著しく衛生上有害となるおそれがある
  • ・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている
  • ・周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切

参考:国土交通省 平成27年施行「空き家等対策の推進に関する特別措置法」

税金や維持費などの費用は、実家が空き家である限り負担し続けなければなりません。

 税金の優遇制度が受けられない

税金の優遇制度が受けられないことも、空き家の実家を放置しておく問題点です。

空き家となった実家を売却する際、3年以内に売却すれば税金の特別控除を受けられます。

この特別控除では、売却価格から最高で3,000万円までが非課税となるため、空き家を早めに手放すことで大幅な節税が可能です。

参考:国税庁「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」

しかし、放置しすぎるとこの特別控除を受けられなくなるため、タイミングを逃さないことが重要です。

近隣に迷惑がかかる  

空き家となった実家を放置すると、隣近所へ迷惑をかけるリスクが高まります。具体的には以下のような問題が考えられます。

  • ・火災
  • ・害虫・害獣の発生
  • ・悪臭
  • ・景観の悪化
  • ・治安の悪化

空き家から出火して火災が発生した場合、近隣住民への補償問題が発生することも。出火の原因としては、自然発火はもちろんですが、空き家をねらって放火をされる可能性もあります。

物件の価値が下がる

空き家は定期的な手入れが行われないため、建物の劣化が進み、結果として物件の価値が大幅に下がります。

たとえば、空気の入れ替えが行われないことで湿気がこもり、木材や壁紙が傷む原因となります。また、雨漏りやカビの発生が進行するケースも。

さらに、外観が荒れた状態になると、地域全体の印象が悪化し、周辺不動産の価値にも影響を与えかねません。近隣住民から苦情が寄せられることもあり、社会的なトラブルに発展する可能性もあります。

犯罪のリスクが高まる

空き家となった実家を放置すると、不法侵入やいたずらなど犯罪の温床になる可能性もあります。

実際に、長期間放置された空き家で誰かが住んでいた形跡が見つかったり、物が荒らされていたりするケースも報告されています。またおもしろ半分にいたずらされるケースも。

放置期間が長くなるほど犯罪リスクが増加するため、早い段階で適切な対応を検討しましょう。

実家じまいにかかる期間

実家じまいのやり方と流れ

実家じまいにかかる期間は、実家の処分方法や、荷物の量、業者利用の有無などによってさまざまですが、ここでは各行程に費やす一般的な期間をまとめました。

下記は、30坪程度の一般的な戸建て住宅の場合を想定しています。

   依頼する業者 かかる期間
家の中の不用品を回収してもらう 不用品回収業者 1~3日程度
家や土地を売却する 不動産業者 平均期間は3~6か月程度
※ただし物件の状況や市場環境によって大きく変動する
家を解体し更地にする 解体業者 1週間~10日程度

ただし、これらの期間は目安にすぎません。たとえば、売却を考える場合には、すぐには買い手がつかないことも考えられます。

そんなときには、予想外に何年もかかってしまう、といったこともあるでしょう。

また実家じまいをする際には、まず実家を空にすることが必要です。実家じまいは荷物の量が多いケースがほとんどであるため、自分たちで実家の整理を行う場合は1年以上の期間がかかることもあります。

このような場合は、不用品回収業者や遺品整理業者に整理を依頼することで、手間や時間を削減できます。

実家じまいにかかる費用相場

実家じまいでは、さまざまな費用がかかります。ここでは実家じまいにかかる主要な費用を3つに分類して算出しました。

なお、ここでは30坪程度の一般的な戸建て住宅を処分する場合を想定しています。

費用項目 費用相場
不用品処分・片付け費用 自分で行う場合:15,000円〜
不用品処分のみ業者に依頼する場合:55,000円~
遺品整理も業者に依頼する場合:85,000円〜
不動産売却費用 不動産仲介手数料:231,000〜336,6000円
印紙税:1,000~30,000円
譲渡所得税:譲渡所得×15〜30%
抵当権抹消費用:1〜3万円程度
家の解体費用 90~120万円程度

以下では、各費用の詳細をみていきましょう。

不用品処分・片付け費用:1万5千円〜

片付けや処分を自分で行う場合は、不用品を自治体のゴミ回収に出すことで費用を抑えられます。処分する不用品の量や品目にもよりますが、費用目安は約1万5千円~となるでしょう。

ただし、大型家具や家電の運搬が必要な場合などは多くの時間と労力が必要です。1人で作業するのは難しいケースもあります。

不用品の処分に時間や手間をかけたくない場合は、自分たちで仕分けを行い、不用品処分のみを業者に依頼することも可能です。業者のサービス内容や、不用品の量・品目にもよりますが、費用目安は約5万5千円~と考えておくと良いでしょう。ただし家具や家電など大型の不用品が多い場合は費用が高くなります。

このとき、思い出の品や貴重品の仕分け作業も含めて、遺品整理・生前整理業者に依頼することも可能です。この場合の費用目安は約85,000円~となります。専門のスタッフが迅速・丁寧に対応してくれるため、手間や時間がかからないことが魅力です。

エコーズの不用品回収料金プランはこちら

エコーズの遺品整理・生前整理+不用品回収料金プランはこちら

不動産売却費用:24万円〜

30坪程度の一般的な戸建て住宅を処分する場合の費用目安は24万円〜です。内訳としては、以下のようになります。

  • ・不動産仲介手数料:231,000〜336,6000円
  • ・印紙税:1,000~30,000円
  • ・譲渡所得税:譲渡所得×15〜30%
  • ・抵当権抹消費用:1〜3万円程度

それぞれの費用についての詳細は、以下表でご確認ください。

費用項目 費用目安 詳細
不動産仲介手数料 売却した物件価格の3%+6万円+消費税が上限 家の売却を仲介業者に依頼した場合に、不動産仲介手数料がかかる
印紙税 1,000円〜3万円

不動産売買契約書に貼付する必要がある税金で、売却金額に応じて税額が異なる

参考:国税庁 不動産売買契約書の印紙税の軽減措置

譲渡所得税 「売却金額 – ( 取得費 + 譲渡費用) – 特別控除額 」の計算式で求められる

不動産を売却した際に得られる利益に対して課税される税金。

地方の古い実家を売却する場合、譲渡所得税がかからないケースもある

参考:国税庁 譲渡所得(土地や建物を譲渡したとき)

抵当権抹消費用 1〜3万円万円程度 売却する不動産に住宅ローンが残っている場合、抵当権を抹消する手続きに必要。
費用は金融機関や地域によって異なる

家の解体費用:90万円〜

家を解体する場合には、解体工事費用が必要です。かかる費用は家の大きさや構造によって変わります。

1坪あたりの単価としては、木造住宅の場合3〜4万円程度が相場。30坪であれば90万円〜120万円程度です。

家を更地にすると、建物があったときの減税措置がなくなり固定資産税が高額になる可能性があることを覚えておきましょう。

実家じまいにかかる費用相場や費用を抑えるコツについては、下記の記事でも詳しく説明しています。

関連記事:実家じまいにかかる費用とは|親の家を明け渡すまでの流れとやること

実家じまいの流れ

実家を空き家にしておく問題点

実家を片付ける決断ができたら、実際に実家じまいを行っていきましょう。ここでは実家じまいの流れを紹介します。

  1. 業者へ相談する(不動産会社、遺品整理業者など)
  2. 実家の処分方法を親族で話し合う
  3. 家の中や物置の中を空にする
  4. 実家を手放す

1.業者へ相談する(不動産会社、遺品整理業者など)

実家じまいを決断したら、まずは不動産会社や遺品整理業者などの専門業者へ相談することをおすすめします。

相談だけであれば無料で対応している業者も多いので、まずは見積もりを取得し、実家の処分方法を決める判断材料にすると良いでしょう。

不動産関連の業者 • 不動産仲介業者
• 不動産買取業者
片付け・整理関連の業者

• 不用品回収業者
• 遺品整理業者
• ゴミ屋敷片付け業者

なお実家じまいの相談を行う際には「家じまいアドバイザー®」の資格を持った業者を選ぶと安心です。

「家じまいアドバイザー®」は、一般社団法人「心結」が公式に認定しているもので、法規制を守りながら誠実に遺品整理業務を行う業者に付与されています。

近年では遺品整理業者に関するトラブルも増加していることから、資格を保有している優良業者に依頼することで、安全に家じまいを進めることができるでしょう。

「家じまいアドバイザー®」の資格を持つ業者の一例は以下のとおりです。

会社名 住所 対応エリア 特徴
株式会社スリーマインド 兵庫県伊丹市中野東2丁目271 関西全域 ・兵庫県伊丹市を拠点に関西2府4県で年間650件を超える遺品整理を行う、遺品整理・生前整理”専門”会社
・お客様の9割以上が行政・金融機関・民間企業様からの口コミとご紹介
・ひとりのスタッフが、見積もりから作業完了までの現場責任者として入る専任担当制を採用
TSUNAGU 広島県広島市安佐北区大林町619-1 広島県・岡山県・山口県・鳥取県・島根県 ・EBSカンパニー(https://www.ebisu-support.jp/ )が運営している遺品整理サービス
・広島に本社を置き中国地方全域をカバー
・不用品回収に加えリサイクルにも特化しており、お得に整理できる可能性がある
株式会社相場屋 大阪市淀川区十三東4-3-49ベルテ十三

関西全域・岡山県・香川・徳島県

・不用品回収・遺品整理・リサイクルの買取を得意する
・お客様から回収した不用品を単にゴミとして処分せず、独自のネットワークで国内、海外へと不用品を次の人に繋いでいく
・リサイクルした分だけお客様に還元する方針

その他の業者は、一般社団法人「心結」の公式サイトで確認しましょう。

「家じまいアドバイザー®」の資格をもった業者一覧はこちら

一般社団法人「心結」の詳細はこちら

2.実家の処分方法を親族で話し合う

次に実家の処分方法を親族で話し合って決定しましょう。のちのトラブルを避けるため、十分に話し合うことが重要です。

実家の処分方法には「物件ごと売却する」「更地にして売却する」「賃貸として活用する」「親族が住む」など、さまざまな選択肢があります。

これらの選択肢にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、業者への相談や見積もりを参考にしながら、家族全員で意見を出し合い、最適な方法を選びましょう。

3.家の中や物置の中を空にする

実家の処分方法が決まったら、次に家の中や物置の中を整理して空にする作業に進みます。家具や家電、衣類、書籍など、家中に残された荷物を一つひとつ仕分けし、不要なものは処分しましょう。

作業を効率的に進めるためには、不用品回収業者や遺品整理業者の力を借りることをおすすめします。遺品整理業者は、貴重品や思い出の品の仕分けも丁寧に行ってくれるため、感情的な負担を軽減できます。回収した不用品の買取にも対応している業者を選ぶことで、コストを抑えることも可能です。

4.実家を手放す

最終段階として、実家を手放す手続きを行いましょう。

たとえば売却を選んだ場合、不動産会社と契約を結び、物件の価値を最大限に引き出せるよう準備を進めます。賃貸活用を選択する場合、入居者募集や管理体制の整備が必要です。

専門業者のアドバイスを受けながら適切な手続きを進め、スムーズに実家じまいを完了させましょう。

実家じまいを専門業者に依頼した事例

ここでは実家じまいの専門業者であるエコーズに、片付けを依頼した事例を紹介します。

【愛知県名古屋市の事例|実家じまい・遺品整理】

作業日 2024年12月6日
プラン・作業内容 ・家まるごと片付け・処分(遺品整理)

・不用品の買取

建物・間取り 5LDK一戸建て
対応人数・時間 3名・7時間
片付け金額(①) 遺品整理:253,000円(税込)

一部のエアコン・カーテン・照明は残してすべて片付け処分

不用品の買取金額(②) 合計▲3,000円

内訳:2019年製Panasonic洗濯機6.0kg ▲1,500円

リユース家具や雑貨一式▲1,500円

合計金額(①ー②) 250,000円(税込)

愛知県名古屋市のF様から実家じまいのご依頼をいただいた事例です。ご両親が生活していた5LDKの実家は現在空き家となっており、遺品整理・生前整理が必要とのことでした。事前に親族でできる範囲の整理を終えられていましたが、大型家具や電化製品、押し入れの粗大ゴミなどが残っている状態でした。またお仏壇と神棚の処分を希望されていたため、提携寺院での供養を含めた見積もりを実施しました。無料見積もりのご依頼後、他社との比較を経て最終的にエコーズに正式なご依頼をいただきました。

作業当日は3名のスタッフで対応し、午前9時から7時間程度作業いたしました。物品の仕分けや粗大ゴミの搬出、仏壇の運搬を進め、敷地内外の廃材や不用品も一括で片付けました。仏壇の供養や不用品の買取も適切に行いました。

作業後、F様に現場をご確認いただいたところ「完璧です!とても綺麗にしてくれてありがとう!ここまでしていただけて、後は売買の手続きを残すまでになり、肩の荷がおりてホッとしました。」とのうれしいお言葉をいただきました。実家の売却準備も整い、大変満足いただけた様子でした。

この事例では、丁寧な作業と迅速な対応を通じて、お客様の安心と信頼を得ることができました。

愛知県名古屋市における実家じまい・遺品整理の事例詳細はこちら

実家じまいは経験豊富なエコーズへおまかせください

精神的にも労力的にも何かと大変な実家じまい。いずれにしても、先延ばしすればするほど大変になってしまいます。早め早めに始めることが、成功のカギとなるでしょう。

当社エコーズは、「遺品整理士」という遺品整理に関する専門の資格所有者も在籍しており、実家じまいの実績も豊富にもっています。

関連記事記事:遺品整理士とは?業務内容や遺品整理を依頼するメリットを紹介!

実家じまいを自分たちで行うには限界がありますので、ぜひ一度エコーズへご相談ください。ご相談・お見積りは無料です。

エコーズのLINE無料見積もり依頼はこちら

エコーズのインターネット無料見積もり依頼はこちら