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遺品整理は葬式当日から四十九日法要までを目安に行いましょう。
この記事では遺品整理を急ぐべき場合や急がない場合、遺品整理の仕方について紹介します。
遺品整理業者の選び方も紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
目次
遺品整理の時期
遺品整理の時期には急ぐ場合と急がない場合があります。
- ・急ぐ必要がある場合:故人が一人で住んでいた場合
- ・急ぐ必要がない場合:故人が一人で住んでいなかった場合
それぞれの場合について解説します。
賃貸に住んでいる場合は一ヶ月以内、もしくは月末まで
故人が一人で賃貸に住んでいた場合は一ヶ月以内、もしくは月末までに遺品整理をしましょう。
遺品整理が遅れれば遅れるほど家主のいない部屋に何万円も払い続ける事になってしまいます。
まずは賃貸契約書を確認しましょう。一般的には解約の旨を一ヶ月前までに申し込んでおけばOKなので、解約通知書を出した後退去日までに遺品整理を済ませる必要があります。
持ち家であっても空き家になるとリスクあり
持ち家であっても、一人で住んでいた場合は遺品整理を急ぐべきです。
空き家を維持するのは以下のようなさまざまなリスクが発生します。
- ・建物の劣化のしやすさ
風通しが悪くなる、雨漏りなどに気が付かないなどの理由で空き家は建物の劣化が早いのです - ・景観の悪化
庭の草木や雑草などが空き家に生い茂ることで、周囲の景観を悪化させる可能性があります - ・防犯
長く空き家とすることで、不法侵入や放火、不法投棄などが起こりやすくなります
自宅が遠方の場合はお葬式の日に終わらせることも
家族の家が遠方の場合は、お葬式の日に遺品整理を済ませてしまって自宅に帰ってから故人を偲ぶ、という方も増えています。
「遺品整理は葬式後○日以内に始めてはいけない」というルールは無いので、ご家族の方の事情やお気持ち次第で自由に決めましょう。
急ぐ必要がないなら四十九日法要までに
上記に当てはまらず、急ぐ必要がとくにない場合は四十九日法要までを目安に行いましょう。
あまり遺品整理を先延ばしにしすぎると、さまざまな問題が起こるからです。
親族が揃うタイミングがなくなるから
あまりに遺品整理を先延ばしにすると、親族が揃うタイミングがなくなってしまいます。
親族が集まらないなかでの遺品整理や形見分けはトラブルの原因となりがちです。
とくに遠方の方はそれだけ日程を合わせるのが大変なので、葬式当日や初七日法要、四十九日法要など親族が揃いやすいタイミングで遺品整理をしましょう。
故人の生前の契約による支払いが発生するから
故人の生前の契約で支払いが発生するものもあります。
四十九日法要までといわず、なるべく早めに確認しておく必要があります。
確認するべき契約の例は以下のとおりです。
- ・携帯
- ・インターネット
- ・電気、ガス、水道など
- ・NHK、新聞
- ・クレジットカード
- ・動画や音楽の配信サービス
相続性の申告期限が近づくから
相続税の申告期限も忘れないようにしましょう。
相続税の申告期限は故人が亡くなったのを知った次の日から10ヶ月以内。
遺品整理を先延ばしにしていては、遺産分割協議が遅れ(遺産分割協議とは相続について関係者で協議することで、遺品整理後に行うのが望ましいです)相続税の申告期限に遅れてしまいます。期限に遅れてしまうと本来の税金のほかに加算税や延滞税がかかる可能性があるので注意しましょう。
気持ちの整理がつかないかもしれませんが、急がない場合であっても遺品整理は四十九日法要までを目安に行ったほうがよいのです。
遺品整理の仕方
遺品整理の仕方は3ステップです。
- 1.必要品、不用品の仕分け
- 2.不用品の処分
- 3.必要に応じて形見分け
以下に解説します。
遺品整理に準備したほうがいいものとしては以下の通り。
軍手 | 人数分。パワーグローブもあると重い物の搬出時で心強い |
ダンボール | 大きいダンボールに重いものを詰め込むとあとが大変。80サイズと120サイズを多めに用意、大きく軽いもの用に160サイズも必要 |
ガムテープ | 布ガムテープ、クラフトテープ可 |
カッターナイフ | 人数分 |
ゴミ袋 | 自治体指定のゴミ袋。不要物をそのまま捨てられます |
マジックペン | ダンボールに内容を書くため。油性水性可、太字推奨 |
必要品、不用品の仕分け
まずは必要なものと不要なものを分けましょう。
故人が生前にどれだけ持ち物を整理していたかによって仕分けの手間が大幅に変わります。
「何が必要で何が不要かわからない」というときは、以下の基準で仕分けしていきましょう。
- ・処分になんらかの手続きのいるもの
- ・印鑑
- ・マイナンバーカード
- ・クレジットカード
- ・銀行の通帳
- ・健康保険証
- ・年金手帳
- ・貴重品
- ・現金
- ・株券や権利書など重要な書類
- ・宝石など資産価値の高いもの
- ・個人的に残しておきたいもの
- ・形見
- ・思い出の品
- ・その他家族や親族が希望するもの
- リサイクル品
- ・家電製品
- ・パソコン
- ・スマートフォン含む携帯電話
- ・自動車
- ・自転車
- ・家具
- ・貴金属類(フライパン、鍋)
- ・その他不用品:上に含まれなかったもの。燃えるゴミと燃えないゴミに分別しましょう。
不用品の処分
不要品の処分をします。
燃えるもの、燃えないものを自治体のルールに従って分けて廃棄します。
リサイクル品は自治体に持っていくと有料になる場合があるので、業者に買い取りや無料引き取りを依頼しましょう。
リサイクル品回収は以下への依頼が一般的。
- ・リサイクルショップ
- ・不用品回収業者
- ・遺品整理業者
必要に応じて形見分け
残した貴重品などを必要に応じて、形見分けしましょう。
基本的には高価なものは遺産分割協議の対象にするためそこまで大きな金額の形見分けはないはずですが、年間110万円以上の形見分けがある場合、贈与税がかかるので注意しましょう。
遺品整理業者もおすすめ
場合によって遺品整理はかなりの肉体的、身体的な負担となる場合があります。
またなかなか忙しい、遠方であることから時間をとれずに先延ばしになってしまって、あとで慌てることも。
思い当たるあなたには遺品整理業者がおすすめです。
遺品整理業者は主にご遺品の仕分け、処理、清掃を代行してくれるサービス。
遺品整理業者に依頼することで時間と労力を大幅に節約できます。
またご遺品はご家族の方と十分確認を取りながら丁寧に仕分けされます。
遺品整理業者の選び方
遺品整理業者は以下の3つを意識して選びましょう。
- ・遺品整理士が在籍しているか
- ・不用品整理の許可があるか
- ・見積もりの出し方が納得できるものか
もちろん複数の業者から見積もりを取るのが大切ですよ。
遺品整理士が在籍しているか
遺品整理士が在籍しているかを確認しましょう。
遺品整理は単なる不用品回収ではありません。故人やご家族の気持ちに寄り添い、正しい手順でご遺品を整理する必要があります。
その点廃棄物やリサイクル物に対する知識はもちろんのこと、遺品整理業特有の事柄にも正しい対応を知っている遺品整理士在籍していることが重要なのです。
不用品整理の許可をとっているか
近年高齢化の進行や核家族化などの社会構造の変化から、遺品整理業者が急増しています。
しかし現状として遺品整理業の法規制があまり整っておらず、中には処分品の適切な許可を得ずに処分してしまう遺品整理業者が存在します。
許可を得ている業者はHPなどで記載があるはずなので、依頼をする前に一度確認してみましょう。以下の文言が適切な許可にあたります。
- ・一般廃棄物収集運搬許可又は一般廃棄物集運搬業者と提携
- ・産業廃棄物収集運搬許可
- ・家電リサイクル券システム取扱店
見積もりの出し方が納得できるものか
遺品整理業者の見積もりの出し方が納得できるものなのかも重要な判断材料です。
中には不当に高額な料金を請求する遺品整理業者もあるからです。
そもそも遺品整理をする場合、現地で情報を確認しないと見積もりは出せません。すくなくとも、電話などで詳細に現状を聞かないといけません。
しかし不当に料金を請求するような業者は大したヒアリングもなしに大体の見積もりを出す傾向があります。そうして後で高額な請求をするのですね。
遺品整理ならエコーズにおまかせ
遺品整理なら、エコーズにおまかせください。
- ・遺品整理士在籍
- ・数々の廃棄物処理業許可取得
- ・産業廃棄物収集運搬許可
- ・一般廃棄物収集運搬業許可
- ・古物商登録
- ・家電リサイクル券取扱店
- ・見積もりの追加料金なし(追加、変更がある場合を除く)
と、安心の遺品整理をご提供します。
またエコーズではご遺品の仕分け、処分、清掃以外にも必要に応じて必要品の運搬やご遺品の供養も行っています。
お見積りを希望される方はこちらから弊社サービスをご覧ください。