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その粗大ゴミどうやって処理しますか?@名古屋

2019年3月31日(更新日:2020年05月12日)

ルールに沿って名古屋市の収集日を待つ

日本全国、行政のルールはほぼ似ているようですが、自治体によって少しずつ異なるのがゴミの分別。中でも粗大ゴミの扱いは、いろいろ手続きもありそうです。
今回は、名古屋で粗大ゴミを処理したいけれど自力では出せないとき、どんな方法があるのかを考えてみましょう。

まず思い浮かぶのは、自治体の粗大ゴミ収集に依頼するという方法。名古屋市でのゴミの収集は、可燃ゴミ・資源ゴミ・リサイクル家電・パソコンリサイクル、そして粗大ゴミなどに分類されています。
粗大ゴミの対象となるものは、30㎝角を超える大型のものとされています。しかし、サイズが該当するといっても、エアコン・テレビ・冷蔵庫などの家電リサイクル法対象機器や、ガスボンベ・消火器・耐火金庫など処理が困難なもの、家庭用パソコン、事業活動によって生じた廃棄物などは、市の収集からは除外されています。
ただし、DVDプレーヤーやファクシミリ機器など、縦15cm×横40cm×奥行25cm以下の小型家電は、拠点ごとに置かれている回収ボックスに出すことができます。

 

さて、あなたが処分したい粗大ゴミ、30㎝以上はありそうですか?それでは以下、収集までの手順を説明しましょう。

粗大ごみ収集までの手順

①粗大ゴミ受付センターへ申し込む

名古屋市の場合、粗大ゴミの収集日は月に1回で、地域によって日程が決められているので、それに合わせて申し込みます。
電話なら、収集日の7日前まで、ネットでなら10日前までが期限です。

②粗大ゴミの品目を知らせて、納付券の金額を確認

粗大ゴミの収集手数料納付券は、粗大ゴミの大きさなどによって異なり、例えば、自転車は500円、じゅうたんは250円、石油ストーブは500円、掃除機は250円などといった具合です。
納付券は250円・500円の2種類だけですが、これをスーパーマーケットやコンビニエンスストア、または環境事業所などで購入し、必要項目を記入したうえで、収集に出したい粗大ゴミに貼り付けます。

③粗大ゴミは原則として各戸収集

玄関先や門扉の近くだと分かりやすいでしょう。マンションやアパートなど集合住宅の場合は、粗大ゴミ置き場など所定の場所に当日朝に置いておきます。
ちなみに、木材など丈があるものは、長さ1.5m以下にして、直径15㎝以下に束ねて出せばOKです。

市の収集を待たないで処理する方法

そこで、次に紹介したいのが不用品回収業者です。

名古屋市には多くの不用品回収業者がありますが、それぞれに特色があるようで、不用品の回収専門業者や、リサイクル部門も併設している業者、遺品整理なども行う業者とさまざまです。

あなたが処分したい粗大ゴミによって適切な業者を選ぶといいでしょう。しかし、その際に、粗大ゴミを引き取って処分してくれるならどこでもいいと考えてはいけません。

依頼する際にはインターネットなどで事業所の所在地が分かる、安心しておまかせできる業者を選び、以下の点についても注意しましょう。

不用品回収業者の選び方

①一般廃棄物収集運搬業の許可を取得しているか

不用品回収業には、一般廃棄物収集運搬業の許可が必要ですので、選んだ業者が確かにその許可を得ているか確かめましょう。万一、無許可の業者に粗大ゴミを託し、不法投棄などをされた場合、依頼した側にも責任が発生する可能性があるとのことです。

②先に見積もりをしてくれるかどうか

通常、粗大ゴミの回収を依頼すると、見積もりのために訪問してくれるところが大半です。
どのぐらいの量のものか、どのように搬出できるか、リサイクルが可能なものではないか、などなど、すべてを検討したうえで見積額が算出されるからです。

リサイクルのための買い取りも行っている業者なら、買い取り額と回収料金とを相殺して、その差額を回収料金として見積もり提示してくれるところもあります。

③お見積り金額に透明性があるか

見積書を受け取ったら、妥当な金額かどうかを確認しましょう。できれば、あらかじめ相場の回収額をネットなどで調べておくと、目安となっていいですね。
複数の粗大ゴミを依頼する場合には、ざっくり○○円と書かれていないか、注意が必要です。また、マンションなど高層建物では、エレベーターや階段が使用できないと、クレーンなどを使う追加料金が発生してしまいます。
見積書の片隅にでも「追加料金は一切発生しません」という内容が記載されているかをぜひ確認しましょう。

業者によっては、回収料金に粗大ゴミを運び出した後の清掃などのサービスが含まれているところもあります。見積額には、そうした清掃代や、運搬費、人件費などがきちんと含まれていることを確認しましょう。
また、まれにですが、粗大ゴミを搬出する際に、回収業者が建物の内壁などを誤って傷つけてしまうことも起こるそうです。そんなときに、業者が破損補償に加入していると助かりますね。

 

では、これ以外の方法はないでしょうか?

第3の工夫で粗大ゴミ処分

名古屋市には、リサイクル運動をしているNP0など市民レベルの団体もあります。まだ、使えそうなものなら、そういうところに相談してさばいてもらうのもひとつの方法でしょう。
また、地域のコミュニティーの掲示板などに、不用品の○○があるので欲しい人に差し上げます、などの告知が出せるところも探してみましょう。

もうリサイクルするには古すぎるとか、傷みすぎるといった場合には、自力で解体ができないかどうかも検討してみましょう。

最初に触れた名古屋市の粗大ゴミ収集も、収集の条件となっているのは30㎝角を超えるものという大きさだけなので、裁断が可能な材質のものなら、30㎝角内に収めることで可燃ゴミとして出すことができるというわけです。
例えば、カーペットやじゅうたんなどは裁断が可能なものもありますよね。また、簡単な作りの本棚やテーブルなどなら解体後にノコギリなどで小さくできそうです。工夫次第で、自治体や業者に頼らなくても処理できるかもしれません。

まとめ

名古屋市での粗大ゴミ処分方法は以下の3つです。

・市の粗大ごみ回収
・不用品回収業者
・リサイクル

エコーズでは不用品回収に合わせて不用品の買取も行っております。お見積りは無料ですので一度お試しください。ご納得いただきご依頼いただけますと嬉しいです。

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