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不用品・遺品の供養に関して

2017年9月25日(更新日:2023年03月10日)

故人が大切にしていた品物をごみとして捨てるのは、心苦しいものがありますよね。そんなときは「遺品供養」をしてみませんか?

遺品供養とは遺品から故人の魂を抜き、感謝の気持ちを込めて品物とお別れすることです。昔からある日本の風習ですが、遺品供養の方法や行う時期、料金相場などはわかりにくいもの。

そこで今回は名古屋市内や周辺でお焚き上げができる神社やお寺、不用品や遺品の供養の方法も合わせて紹介します。故人の思い出が詰まった品物に気持ちの整理をつけてお別れしたい方は、ぜひ参考にしてください。

遺品供養とは遺品に宿る故人の魂を抜くこと

「遺品供養」とは、故人の魂を遺品から抜き取る儀式のことです。神社やお寺において、神主や僧侶がお経を唱えて行います。

この記事では、遺品供養の時期やお焚き上げ、依頼方法、料金相場について詳しく解説します。

遺品供養を行う時期

遺品を供養する時期には、法律的に明確な決まりはありません。しかし、遺品整理と同時期に行われることが多く、四十九日の法要が終わった後に行われるのが一般的です。

ただし、退去期限が迫っているなどの理由で、急いで遺品を手放す必要がある場合は、四十九日を待たなくても供養できます。

お焚き上げも供養方法の一つ

「お焚き上げ」とは、故人が大切にしていた遺品を供養した後、焼却して天に還す儀式のことです。この行事は、どんど焼きや奉焼式、左義長焼きなどと呼ばれることもあります。

宗教的な行事であり、お寺や神社で行われるのが一般的です。

遺品をゴミとして捨てるにはためらわれる人も多いかもしれませんが、お焚き上げをすることで、感謝の気持ちをこめて遺品を処分できるようになります。

また、年末年始に行われる古いお守りを燃やす行事もお焚き上げの一種です。

遺品供養の依頼方法

遺品供養を依頼する方法は次の3つがあります。

  • ・寺社に依頼する
  • ・遺品整理業者に依頼する
  • ・寺社と提携している不用品回収業者に依頼する

寺社に依頼する

寺社による遺品供養には、現場供養と合同供養の2種類があります。

現場供養は僧侶が家まで来て読経して供養する方法で、合同供養は自分で遺品を持ち込み、お寺で供養してもらう方法です。

またお焚き上げに関しては、環境への配慮から開催が年に1〜2度、もしくは実施しないところもあります。遺品供養やお焚き上げの対応方法は寺社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

遺品整理業者に依頼する

「遺品整理業者」とは、亡くなった人の自宅を片付ける専門業者のことです。遺品の片付けだけでなく、遺品供養を行なっている業者もあります。

寺社と提携している業者なら、合同供養に対応してくれることも。供養の方法はオプションで選べるところもあり、自分に合った供養が可能です。

寺社と提携している不用品回収業者に依頼する

寺社と提携している不用品回収業者なら、遺品供養を依頼できます。不用品回収エコーズは3つの寺社と提携しており、真心をこめた丁寧な供養が可能です。

また重い遺品でも弊社が全て運び出しをするため、お客様に手間をかけることはありません。

遺品整理中に出たその他の不用品の回収も行っているため、大量にごみが出た場合でもスッキリと処分できます。

遺品供養・お焚き上げの料金相場

遺品供養やお焚き上げの料金相場は以下のとおりです。

供養の方法 費用目安
現場供養 2万円~7万円程度
合同供養 0〜1万円程度
お焚き上げ 5,000〜3万円程度

※上記の表は費用目安です。遺品供養やお焚き上げにかかる料金は、寺社や依頼した業者によって異なります。

遺品供養やお焚き上げは必ず行うべき?

遺品供養やお焚き上げは、法的な義務ではありません。また、バチや呪いなどの超自然的なものについても、科学的に証明されたものではありません。

もともと供養は故人に感謝の気持ちを伝えるだけでなく、残された人の気持ちを整理するためにも行われるもの。遺品を捨てることで後ろめたい気持ちを感じる人や、故人に感謝の気持ちを伝えたい人は、遺品供養やお焚き上げを行うことで精神的な負担を軽減できます。

遺品供養やお焚き上げは個人の信仰や感覚によって必要性が異なるものなので、自分にとって必要かどうかを判断することが大切です。

遺品供養・お焚き上げは自分でもできる?

遺品供養は自分で行えますが、庭や公園でお焚き上げをすると法律や条例に違反する可能性があるため、注意が必要です。

また煙が流れて近所迷惑になる恐れもあります。少量であっても勝手な判断はせず、自治体に確認するなどして、適切な方法で行いましょう。

自分で供養したい場合は、清め塩を使う方法があります。遺品に塩を振り、白い紙に包んで新品のごみ袋に入れて処分します。ごみの捨て方は、自治体のルールに従いましょう。

清め塩は「身を清めてけがれを払う」意味があるため、遺品供養に適しています。

不用品回収エコーズが遺品供養をお願いしている神社・お寺

不用品エコーズが遺品供養を依頼している神社やお寺は次の3カ所です。

  • ・上野天満宮
  • ・善門山吉祥院 聖徳寺
  • ・尾張猿田彦神社

上野天満宮

上野天満宮の概要や供養可能なもの・料金目安について紹介します。

概要

平安時代中期に陰陽師・安倍晴明の一族がこの地に住んだ折、菅原道真公を祀ったのが、上野天満宮の起源と伝えられています。

学問の神様を祀る上野天満宮では、受験シーズンになると多くの受験生が合格祈願に訪れます。

上野天満宮の概要は以下のとおりです。

供養受付時間 毎日(12/25日〜1/25日を除く) 朝9時から夕方5時まで
供養できないもの ダンボール・ガラスケース・アルバム台紙、位牌など
TEL 052-711-6610
住所 〒464-0094 愛知県名古屋市千種区赤坂4-89


※その他供養できないものもありますので、持ち込まれる前に直接上野天満宮までお問い合わせください。

供養可能なもの・料金目安

弊社では上野天満宮で、以下の物品の供養をお願いしております。

  • ・人形(ひな人形や5月人形)
  • ・ぬいぐるみ
  • ・剥製
  • ・お守りやお札
  • ・正月飾りなどの縁起物
  • ・神棚など

リユース対象でない場合は単純に処分ではなく、上野天満宮へ定期的に持ち込して、合同供養とお焚き上げをお願いしております。

なお料金の目安は以下のとおりです。

初穂料 3kgまで2,000円(1kg増すごとに200円加算)
その他の祈祷供養 神棚:お志で
携帯電話:1台/500円

ご自身で持ち込みをされる場合は、ビニール袋か紙袋に入れて神社までお持ちください。金属、陶器等の不燃性のものは袋を分ける必要があります。

詳しくは、上野天満宮さんのWEBサイトをご確認ください。

善門山吉祥院 聖徳寺

善門山吉祥院聖徳寺の概要や供養可能なもの・料金目安について紹介します。

概要

善門山吉祥院聖徳寺は、名古屋市北区にあるお寺です。比叡山延暦寺を本山とし、春日井野田密蔵院を本寺とする天台宗の流れを汲んでいます。長承墨股合戦(1133年)の戦死の霊を弔うために建立されました。

境内には「無苦の木大権現」と呼ばれるパワースポットがあり、毎月22日には「聖徳太子講」という名の法要が行われています。

善門山吉祥院聖徳寺の概要は以下のとおりです。

TEL 052-912-2538
住所 〒462-0052 愛知県名古屋市北区福徳町2丁目30番地

供養可能なもの・料金目安

弊社では以下の物品の供養をお願いしております。

  • ・お仏壇
  • ・お位牌
  • ・アルバム
  • ・衣類
  • ・靴
  • ・タンスなど

基本的には遺品をお客様宅から弊社が運搬し、聖徳寺で供養していただきます。また住職さんに、ご自宅まで出張していただくことも可能ですのでご相談下さい。

お仏壇やお位牌はそのまま聖徳寺にて保管いただき、定期的に閉眼供養とお焚き上げをしていただきます。お仏壇やお位牌の閉眼供養と、お焚き上げの時期の指定を承ることはできません。

これまでもタンスや衣類、アルバム、書籍などさまざまな品物のご供養をお願いしております。お客様からのご要望があれば、住職さんによる供養の際にお立会いいただくことも可能です。

ご希望のお客様は、お問い合わせの際や、無料ご訪問見積りにお伺いした場合はお気軽に担当スタッフまでご相談ください。

お仏壇(お位牌含む)の閉眼供養+お焚き上げ(聖徳寺へのお布施) 1万5,000円〜
その他のご供養を希望の品(聖徳寺へのお布施)  2万円〜

お客様よりお預かりした料金は、弊社が聖徳寺へお支払いします。証明として、聖徳寺よりお客様名の領収書発行も可能です。

上野天満宮で供養とお焚き上げをしてもらえるものに関しては、弊社が上野天満宮に定期的に持ち込みをして、合同供養をお願いしております。

「その他のご供養ご希望の品」とは、上野天満宮で供養できないもののことです。また単独で供養に出されたい場合やご供養証明(領収書)が必要な場合は、上野天満宮や尾張猿田彦神社ではなく、聖徳寺にてご供養をお願いすることとなります。

尾張猿田彦神社

尾張猿田彦神社の概要や供養可能なもの・料金目安について紹介します。

概要

尾張猿田彦神社は岐阜県と愛知県の県境に位置し、古くから地元の人々に信仰されている神社です。

祈祷厄除けをはじめ、さまざまな出張祭が行われることでも有名で、以下のような祭りやお祓いが行われています。

地鎮祭

一般的にその土地の神に対して豊作と農作業の際の事故防止を祈願する祭で、春には豊作と無事故の祈願を行い、秋には豊作への感謝をします。

また建築に関する地鎮祭は土地に建造物を建てたり手を入れる際、国土の守護神である大地主神(おおとこぬしのかみ)、その地域の神様である猿田彦大神に、土地を使用するお許しと工事の無事安全、また末永く立ち栄えるよう祈願します。

起工祭、工事安全祈願祭

起工祭は建築や、工事の安全を祈願する祭です。地鎮祭は作業の前に行われる際に、起工祭は着工する際に行われる儀式です。地鎮工事(刈初の儀、穿初の儀)を執り行い、着工といたします。

古家解体祓い

感謝とたくさんの思い出がつまった家を新しく立て直す時や、さまざまな建物を壊す時に、工事の安全祈願と建物のお清め祓いのお祭りをします。井戸・釜戸・立木祓い・性抜き・不浄祓いもいたします。

なお、尾張猿田彦神社の概要は以下のとおりです。

受付時間 08:30〜16:30
TEL 0586-61-2713
住所  〒491-0201 愛知県一宮市奥町風田67-1

供養可能なもの・料金目安

尾張猿田彦神社では物品の供養だけでなく、建物・土地・地鎮祭・その他敷地内にあるものの供養やお祓いを現地にてお願いしております。

なお現場の事情により、スタッフから作業前に供養(お祓い)のご相談をする場合がございます。

なお料金の目安は以下のとおりです。

現地供養(お祓い) 2万円〜(出張する住所により見積もりいたします)
大型のシリコン製などの人形(ドール) 要見積り(ご自宅などの現場から、不用品回収エコーズが尾張猿田彦神社へ持ち込み)

不用品や遺品の供養の方法

不用品や遺品の供養方法は、品物によってさまざまです。それぞれの供養方法を紹介します。

人形供養の方法

人形を供養する方法は、お焚き上げが一般的です。人形を寺社に持参し、燃やして天に還すことになります。

日本では昔から「人形には魂が宿る」と考えられており、手放す際には丁寧な供養をすることが大切だと言われています。

また、自分で供養する方法もあります。人形の汚れを落とし、塩で清め、白い紙に包んで廃棄する方法です。

自治体のゴミに出す場合は、他のゴミと混ぜないように注意しましょう。

神棚供養の方法

神棚を供養する方法は、神社に預けた後にお焚き上げをするのが一般的です。

しかし最近は環境問題を考慮して、お焚き上げをしない神社も増えています。そのため、神棚を持参する前に、神社の社務所でお焚き上げをしてもらえるか確認しておきましょう。

また納札所に神棚を持ち込むこともできます。納札所はお札やお守りを納める場所ですが、中には神棚を受け入れているところもあります。

なお社務所や納札所への持ち込みでも、最終的にはお焚き上げして焼却されます。

お守り供養の方法

お守りを供養する方法は、寺社へ返納するのが一般的です。お守りにお寺の名前が書かれていればお寺に、神社の名前が書かれていれば神社へ持ち込みましょう。

購入した寺社以外のお寺や神社に持ち込むことも可能ですが、宗派が異なると受け付けてもらえない場合もあります。不明点があれば寺務所や社務所に確認しましょう。

また、どこの寺社でも引き受けてくれるわけではありませんが、郵送を受け付けているところもあります。

お札供養の方法

お札を供養する方法は、寺社に返納するのが一般的です。

購入場所と異なる寺社でも返納を受け入れている場合があります。ただし対応方法は寺社によって異なるため、持ち込む前に確認が必要です。

お守りと同じように、お寺で購入したお札はお寺へ、神社で購入したお札は神社へ返納してください。また、お寺で購入したお札を供養する場合は、依頼先のお寺と同じ宗派かどうかも確認しておきましょう。

縁起物供養の方法

だるまなどの縁起物を供養する場合は、寺社に持ち込むのが一般的です。寺社で供養したあと、処分してもらいます。

また、お焚き上げやお正月飾りを供養する行事に縁起物を持ち込む方法もあります。

なお、だるまは「達磨大師」をモチーフにして作られた縁起物ですので、神社よりもお寺への持ち込みがおすすめです。

剥製供養の方法

剥製の供養は寺社で供養後、お焚き上げする方法が一般的です。ただしすべての寺社受付けているわけではないため、事前に確認が必要です。

またペット霊園に持ち込んで供養する方法もあります。住職が供養したあと、火葬場で焼却される流れです。霊園によってはお焚き上げをする場合もあります。

仏壇供養の方法

仏壇は寺社に持ち込んで供養し、お焚き上げをする方法が一般的です。

しかし大きく重い仏壇を運ぶのが難しい場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。寺社と提携している業者なら、供養から処分までを安心して任せられます。

なお仏壇処分に関しては「お仏壇の回収・処分について」で詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

遺品整理に伴う供養・お焚き上げは不用品エコーズにご相談ください

遺品供養やお焚き上げの方法について紹介しました。

遺品をただのゴミとして捨てるのは、抵抗がある人も多いと思います。そのようなときは供養やお焚き上げをして、気持ちよく故人の遺品とお別れをしましょう。

弊社では単なる不用品の回収や買取を行うだけではなく、様々なご事情やお気持ちに添えるように、ご準備やご提案をしております。

遺品整理・生前整理、ご実家じまいや空き家の整理・片付けに伴う家財整理や不用品回収、解体工事などのご要望ございましたら、ぜひ不用品回収エコーズへお気軽にご相談ください。

遺品整理・生前整理の詳細はこちらからご確認ください。