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物置はどうやって解体する?自分でする方法と業者に依頼するべきケース・費用を紹介

2017年4月17日(更新日:2024年04月02日)

「使わなくなった物置を解体したいけど方法がわからない」

「古くなった物置はどうやって処分したらいいの?」

「引越しするので物置を解体して処分したい」

このように不要になった物置は、解体や処分方法がわからず困るものです。

物置の解体は、必要な道具の準備と手順を理解すれば自分で行えます。ただし物置の構造や状態によっては業者に依頼したほうが安全な場合もあるため確認が必要です。

 

この記事では、自分で物置を解体する手順と処分方法について紹介します。業者に依頼するべきケースや費用の目安、依頼時の注意点についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

物置解体の基本知識

物置を解体する前に、基本的な知識を確認しましょう。

ここでは以下について紹介します。

  • ・物置解体の前に知っておくべきこと
  • ・解体にかかる時間の目安
  • ・自分で解体するメリットとデメリット

それぞれ詳しく見ていきましょう。

物置解体の前に知っておくべきこと

ひとことで物置解体といっても、材質や組み立て方法、設置方法などによって解体手順は異なります。安全に解体するためには、事前準備と解体する物置についての確認が欠かせません

以下の点について留意し、安全に物置を解体しましょう。

  • ・適切な服装や必要な道具を確認する
  • ・安全な物置解体の手順を学ぶ
  • ・解体は複数人で行う
  • ・解体する前に物置の設置方法や劣化状況などをよく確認する

次項で解体に必要な道具と手順について紹介します。

また設置方法や劣化状況によっては業者に依頼するべきケースもありますので、その判断基準についてもチェックしましょう。

物置の解体にかかる時間の目安

物置の解体にかかる時間の目安は、以下の通りです。

  • ・小型サイズの物置:30分~1時間
  • ・中型サイズの物置:1時間~3時間
  • ・大型サイズの物置:3時間以上

これらの時間は、2人一組で解体作業をした場合にかかる時間の目安です。あくまで一般的なサイズ別の作業時間として参考になさってください。

物置の解体にかかる時間は、サイズ以外にも劣化状態や作業人数、DIYの経験などによって変わってきます

劣化によってボルトやナット、ネジなどに錆びが生じていれば簡単には外せません。また物置の中に不用品が多く入っていれば、それらの撤去だけでも多くの時間がかかるでしょう。

物置の解体を行う際は、余裕のあるスケジュールを立て安全に行うことが大切です。

自分で解体するメリットとデメリット

ここでは物置を自分で解体するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

物置を自分で解体するメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

メリット デメリット
  • ・費用が抑えられる
  • ・好きなときに解体作業ができる
  • ・リサイクルを利用し環境に配慮できる
  • ・時間と労力がかかる
  • ・ケガのリスクがある
  • ・解体後の処分が難しい

物置を自分で解体すれば費用はかなり抑えられますが、想像以上に多くの時間と労力がかかり危険も伴います。自分で解体する際は、時間に余裕を持って安全性を確保した上で行いましょう。

ケガのリスクを下げるために、複数人で作業することをおすすめします。また解体後の物置をどうやって処分するのか、あらかじめ決めておくことも大切です。

自分で物置を解体する手順

自分で物置を解体する手順は以下の通りです。

  • ①解体に必要な道具を用意する
  • ②物置の中を空にする
  • ③屋根から壁、床の順番で解体する
  • ④解体後の物置を処分する

それぞれ詳しく紹介します。

①解体に必要な道具を用意する

はじめに解体に必要な道具を用意しましょう。

解体に必要な、おもな道具は以下の通りです。

  • ・モンキーレンチやソケットレンチセット
  • ・ドライバー
  • ・脚立
  • ・軍手

これらのほかに物置の取扱説明書があれば、解体をスムーズに進められます。解体に必要な工具がセットになっている場合もあるため、はじめに確認しましょう。

ボルトやナットに錆びが見られる場合は、ペンチや防錆・潤滑剤があると便利です。

インパクトレンチであれば簡単にボルトやナットを緩められますが、2万円前後と高額なので普段使用する予定のない方には不向きといえます。ホームセンターでレンタル可能か調べてみるのも一案です。

また防塵ゴーグルやマスク、安全靴といった体を保護する装備があれば、ケガすることなく安全に作業を進められるでしょう。

②物置の中を空にする

物置に収納している荷物をすべて取り出し、備え付けの棚も取り外します

中に物が入っていると安全に効率よく作業ができません。作業スペースを確保し、物の落下によるケガのリスクを回避するために、必ず物置の中は空にしてから解体する必要があります

このとき扉の開閉はスムーズにできるか、ボルトやナットに錆が見られないかを確認しておきましょう。

③屋根から壁、床の順番で解体する

物置の解体は、以下の順番で行います。

  1. ①屋根
  2. ②壁
  3. ③床

物置の構造上、解体は上から下に行うのが基本です。屋根から取り外すことで作業中に物置が倒壊するリスクを減らせます。

屋根を固定しているボルトはすべて外し、屋根を取り外します。ボルトは左右対称についている場合がほとんどです。屋根は重たいので複数人で取り外しましょう。次にドアを取り外し、壁のパネルを撤去します。

最後に床を取り外し、基礎を撤去すれば完了です。

④解体後の物置を処分する

解体後の物置を処分する方法は以下の通りです。

  • ・粗大ごみに出す
  • ・回収業者に依頼する

それぞれ詳しく紹介します。

粗大ごみに出す

解体した物置は、自治体の粗大ごみ収集サービスを利用して処分できます。ただし自治体によっては、粗大ごみに出せない場合があるため事前の確認が必要です。

たとえば名古屋市では1,000円で物置を収集してもらえますが、床面積が(180cm×90cm)を超える物置は粗大ごみには出せません。

また粗大ごみに出せるサイズであっても指定された収集場所まで自分で運ばなければいけません。そのため物置のサイズによっては、自分で運び出すのは困難です。

物置を解体する前に、お住まいの自治体へ粗大ごみの取扱品目や大きさ、出し方について確認しておきましょう。

参考ページ:名古屋市粗大ごみ受付センターインターネット受付|品目一覧表

回収業者に依頼する

物置を急いで処分したい方や大きなサイズの物置を処分したい方には、回収業者への依頼がおすすめです。回収業者であればご自身の予定に合わせて回収してもらえます。持ち運びが難しい、大きなサイズの物置であっても問題ありません。

また回収業者であれば、物置の解体や不用品の回収も同時に依頼できます。引越しで時間のない方や不用品も処分したい方におすすめのサービスです。

ただし自治体が行う粗大ごみ収集サービスに比べ費用がかかるといったデメリットも持ち合わせているため、ご自身の状況に合わせて処分方法を選択しましょう。

物置の解体、自分でするか業者に依頼するか判断の目安

物置の解体を自分でするか業者に依頼するか、判断の目安は以下の通りです。

  • ・組み立て式ではない物置
  • ・劣化が激しい物置
  • ・有害物質のアスベストが使用された物置

それぞれ詳しく紹介します。

組み立て式ではない物置

物置の解体を自分で行うか業者に依頼するかの判断は、物置の構造が目安のひとつになります。

物置で有名な「イナバ物置」といった組み立て式スチール製の物置であれば、専門的な知識がなくても解体できます

一方で木製や鉄製、プレハブ物置などは構造が複雑で自分で解体するのは困難です

また材質的にも腐食が進みやすく、解体時に予期せぬ崩壊が起きることも考えられます。こういった理由から、組み立て式以外の物置は専門業者に依頼したほうが安心といえるでしょう。

劣化が激しい物置

物置の劣化の程度も、解体を自分で行うか業者に依頼するか判断の目安のひとつです。劣化が進んでいる場合は、解体中に屋根が落ちてきたり壁が崩れたりする危険があります

また劣化した物置のボルトやナットは錆びている場合が多く、自分で外すのは困難です。無理に錆びたボルトやナットを外そうとして折れてしまえば、特殊な道具が必要で個人での解体は難しくなります。

劣化の激しい物置の解体は、業者に依頼したほうがよいでしょう。

有害物質のアスベストが使用された物置

有害物質のアスベストの使用が疑われる物置は、専門業者に解体を依頼しましょう。アスベストの処理は専門知識が必要なため、自分では解体できません

一般的に、昭和50年代(1975年〜1984年)以前に製造された物置は、アスベストが使用されている可能性が高いとされています。ただしアスベストは1989年まで使用されていたため、その時期までに製造された物置も確認が必要です。

古い物置を解体する場合は、製造年月日を確認しアスベストの使用が疑われる場合は専門業者に依頼しましょう

物置解体を業者に依頼したときにかかる費用の目安【事例あり】

ここでは物置の解体を業者に依頼したときの費用の目安と具体的な事例について確認していきましょう。

  • ・物置解体の費用の目安
  • ・エコーズで行った物置解体の事例

それぞれ詳しく紹介します。

物置解体の費用の目安

物置解体を業者に依頼したときにかかる費用の目安は以下の通りです。

  • ・小型サイズの物置:約3,000円~10,000円
  • ・中型サイズの物置:約15,000円~25,000円
  • ・大型サイズの物置:約20,000円~40,000円

これらの金額は、あくまで一般的な費用の目安です。物置解体にかかる費用は、設置場所や基礎の有無、劣化の状態などによって変動します

解体後の処分費用や養生にかかる費用も考慮しなくてはいけません。これらを踏まえた上で詳細な見積りを取る必要があります。次項で費用を抑えるポイントについても紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

エコーズで行った物置解体の事例

エコーズに作業依頼を受ける場合で多いのは下記の3点です。
①古い・壊れかけた物置を解体回収して欲しい
②不動産売買に伴い建物を解体する前に屋内の不用品回収と庭の不用品と倉庫も解体回収して欲しい
③物置内の不用品回収と、物置の解体回収をしてほしい
エコーズでは、マンション、アパートのベランダやお庭、テラスなどや戸建てのお庭や屋上、ベランダなど様々な環境からの解体回収が可能です。

ここではエコーズで行った物置解体の事例を3件紹介します。

  • ・【名古屋市南区】物置解体撤去と廃品の回収事例
  • ・【名古屋市緑区】空き家整理で倉庫の解体処分と廃品回収
  • ・【名古屋市天白区】物置解体撤去、粗大ごみ・不用品の回収

これらの事例のように2階以上に設置された物置やコンクリート基礎が打ってある物置など、特殊な設置方法であってもエコーズでは解体が可能です。

事例①:【名古屋市南区】物置解体撤去と廃品の回収事例

名古屋市南区のお客様からのご依頼で、ベランダに設置された2帖程度の物置の撤去と中の不用品回収を行いました。錆びついたネジは、特殊工具で切断し解体。

エレベーターでは搬出できない大きさの物置だったため、階段を使って搬出しました。この事例のように特殊な場所に設置された物置や劣化の激しい物置も、エコーズでは問題なく解体できます。

詳しくは下記の事例をご覧ください。

事例①【名古屋市南区 A様】物置解体撤去と廃品の回収はこちらから

事例②:【名古屋市緑区】空き家整理で倉庫の解体処分と廃品回収

【Before】

【After】

名古屋市緑区のお客様からのご依頼で、物置小屋の解体および撤去作業と物置内のロッカーやタイヤなどの廃品を回収しました。物置小屋には、電気が通っていたため配線を遮断する電気工事も合わせて行いました。

また物置小屋は劣化が激しく複数のボルトに錆が生じていたため、工具を使用してカットしながらの解体です。時間はかかったものの、3時間程度で解体作業が終了。

エコーズは、第二種電気工事士が在籍いたしておりますので事例のような電気工事を要する解体も承っております。

詳しくは下記の事例をご覧ください。

事例②【名古屋市緑区 S様】空き家整理で倉庫の解体処分と廃品回収はこちらから

事例③:【名古屋市天白区】物置解体撤去、粗大ごみ・不用品の回収

【Before】

【After】

名古屋市天白区にお住まいのお客様からのご依頼で、転居に伴い不要になった鉄製の物置3台の解体と不用品の回収を行いました。

集合住宅の1階部分のお庭に設置されていた物置は、いずれもサイズが大きかったため分解後に搬出。短時間で撤去できました。

エコーズでは、スチール製以外の物置の解体も可能です。特殊な材質の物置でお困りの方はご相談ください。

詳しくは下記の事例をご覧ください。

事例③【名古屋市天白区 M様】物置解体撤去、粗大ごみ・不用品の回収はこちらから

物置の解体費用を抑える方法

物置の解体を業者に依頼する際は、以下の点に注意して費用を抑えましょう。

  • ・補助金制度を活用する
  • ・物置の中を空にしておく
  • ・複数の業者から見積りを取り比較する

それぞれ詳しく紹介します。

補助金制度を利用する

物置の解体に補助金を利用できる場合があります。ただし利用できる補助金の制度は、自治体によって異なるため確認が必要です。

物置の解体のためだけに利用できる補助金はほとんどありません。空き家の除却や活用に関する支援制度を利用することになります。自治体によって細かく条件が定められているので事前に確認しましょう。

名古屋市の空き家解体で使える補助金・助成金制度については以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にご覧ください。

関連記事:名古屋市の空き家解体で使える補助金・助成金2選|概要・手順・費用を抑えるコツ

物置の中を空にしておく

業者に依頼する際は、物置の中を空にしておくことで費用を抑えられます。

物置に物が入ったままでは、残留物の撤去に多くの時間や人手がかかってしまうからです。作業時間が長くなれば、人件費がかかり費用は高くなります。不用品の処分費用も、別途かかってしまうでしょう。

費用を抑えて物置の解体を依頼したい場合は、物置の中を空にしておくことをおすすめします

高額になるといわれる不用品の処分ですが、エコーズでは買取り可能なものについては買取り査定を行っております。物置の解体と不用品の処分費用を抑えたい方は、お問い合わせください。

エコーズへのお問い合わせはこちらから

複数の業者から見積りを取り比較する

物置の解体費用を業者に依頼する際は、複数の業者から見積りを取り、作業内容や費用、サービス内容などを比較しましょう。

複数の業者から見積りを取り比較することで、物置の解体にかかる費用相場が把握できます。また複数の業者から見積りを取って、料金交渉すれば安く物置を解体できることも。

見積りを取る際は、作業内容の詳細やキャンセル料金、当日追加料金についても確認しましょう

業者に物置の解体を依頼する際の注意点

業者に物置の解体を依頼する際の注意点は、以下の通りです。

  • ・公式サイトや口コミをチェックする
  • ・見積りに内訳が記載されているか確認する
  • ・追加料金の有無・キャンセル料金ついて確認する

それぞれ詳しく紹介します。

公式サイトや口コミをチェックする

業者に解体を依頼する際は優良業者であるか見分けるために、公式サイトの有無や口コミをチェックしましょう。

公式サイトにサービスの詳細や料金体系、会社の連絡先などが記載されていれば、信頼できる業者である可能性が高いといえます。一方でチラシだけで「物置を無料回収します」などと宣伝している業者は注意が必要です。

また公式サイトなどに記載されている利用者の口コミも、合わせてチェックするとよいでしょう。利用者の口コミは、信頼できる業者なのかを判断する基準になります。

なおエコーズでは「口コミ満足度」「スタッフ対応満足度」「価格満足度」で、NO.1を獲得。お客様の声については以下をご覧ください。

関連ページ:お客様の声|エコーズ

見積りに内訳が記載されているか確認する

業者から見積書を受け取った際は、内訳が記載されているか確認しましょう。「解体費用一式」といったように、見積書に内訳が記載されていない場合は注意が必要です。

内訳がわからなければ作業内容は把握できず、複数の業者から見積りを取ったとしても比較できません。また当日、追加料金が発生する可能性も高くなります

見積りに内訳が記載されていない場合は「内訳明細書をください」と依頼しましょう。

追加料金の有無・キャンセル料金ついて確認する

業者に物置の解体を依頼する場合は、追加料金の有無やキャンセル・延期料金はいつから発生するのか確認しておきましょう。

追加料金の有無やキャンセル・延期料金については、業者によって規定が異なります。事前に確認することで悪質な業者を見分けることにもつながるでしょう。

愛知・岐阜・三重県で物置の解体に困ったらエコーズにご相談ください

今回は、物置を自分で解体する方法や業者に依頼するべきケース、費用を抑えるポイントなどをお伝えしました。

物置の解体を自分で行う前に、物置の構造や劣化状況、アスベストの使用の有無を確認する必要があります。また自分で解体するときは、必要な道具を揃え、解体手順を守って安全に解体するようにしましょう

 

組み立て式ではない物置や劣化の激しい物置、大きなサイズの物置は業者への依頼がおすすめです。

「物置の処分を急いでいる」「大きな物置を自分で解体するのは難しい」。

このように物置の解体にお困りの方は、ぜひ私たちエコーズにお任せください。エコーズは、お客様のご要望に合わせた最適なサービスをご提案いたします。費用を抑えたい、解体と一緒に不用品も回収してほしいなど、何でもお気軽にお問い合わせください。

 

エコーズのご利用の流れは以下の通りです。

  1. ①お問い合わせ
  2. ②無料見積り
  3. ③ご依頼
  4. ④物置の解体作業
  5. ⑤作業費のお支払い

 

お見積り・ご相談は、お問い合わせフォームまたはフリーダイヤルへご連絡ください。

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